【ライター大求人10月号】肌寒い日は懐が温かくなる仕事が一番。
毎月、ライターのためになる求人情報をアップすることを決めておきながら、ストップしてしまいました。忙しいことは理由になりません。せっかく、記事を購入してくださった方々もいるのにこんなことではいけません。そこで、Webのメリットを活用して、きょうできるところまで書いて、少しずつ20件を集めて紹介しようと思います。いいねを押してもらえると、がんばれると思うので、よろしくお願いします。(笑い)
1.Webセールスライター募集 / ★
・求人内容
ビジネストレーニング集計用のランディングページ(要するに、情報商材のチラシのライティングですね)や、こちらの会社のメルマガやブログ記事を執筆するライターを募集しています。セールスライターの概念はいくつかあると思います。本来は、「販促物」と呼ばれる、チラシ、DM、営業用ツールなどの文章を書いたり企画をする人です。この募集では、かなり狭い範囲でのセールスライティングを求められているように感じます。
・報酬
明確です。1時間あたり1170円〜。スキルや実績に応じてアップする仕組みということです。私だったら絶対に応募をしません。業務量がわからないのに時間単位で仕事はできません。
・寸評
セールスライターというのは、企業の業績を左右する根幹の「ことば」を司る仕事です。小さなDMを作成するために、何度も顔を突き合わせ戦略を練り、様式を考え、言葉をひねり出す商売です。文字数でいうと、たった100文字を考えるのに数日を使い、数万〜十数万の報酬を得る商売です。仮に数時間で打ち出す原稿を書いて数千円をもらえてラッキー! と、思っても、それで得られるものはありません。時間だけを失うだけです。この求人情報には、「スキルと実績を積める」と記載されていますが、この実績を評価するクライアントはいません。いや、います。こういう会社、「ライターを時間で管理しよう」と思っている人には重宝されると思います。
2.Webライター募集 / ★★★★
・求人内容
※具体的には募集しているわけではありませんが、おすすめの求人があまりにも少なかったので「持ち込み先メディア」としてご紹介します。
ご存知、マガジンハウスが運営する「Hanako Web」です。みなさんも承知だと思われますが、マガジンハウスは広告部が企画を仕切ったあとに、コンテンツをつくる「広告と感じさせないメディア」づくりで有名な出版社です。もちろん、Webでもそれが適用されるでしょう。
なかでも、こちらの媒体はアクセス数や存在感とは別に、かなりクオリティの高い記事が揃っています。ちゃんとカメラマンを付けて撮影もしている。ということは、記事を作成する予算が高いことが見て取れます。
・報酬(予想)
マガジンハウスで仕事をしたことはありません。ただ、制作会社を通じて(出版社から制作会社→ライターという流れ)仕事を得た人によると、相場の1.5倍〜2倍というお話でした。もしかすると、1記事を執筆し3万〜5万程度かもしれません。完全に予想ですので、間違っていたらすみません。
・ねらいどころ
どこのメディアでもそうですが、求めるライターには2種類あります。なんでも品質の高い原稿を打ち出してくれる職業ライター。もしくは、専門性が高くその業界にネットワークを持つライターです。こちらのメディアの場合、後者がねらいどころかと思います。もし私が持ち込みをするながら、記事のラインナップを確認し、ジャンル分けし、それをまた細分化する。その中で、自分のスキルを活かせるフィールドを見つけます。その分野の記事の実績と、ネットワーク力(こういう人ならすぐに取材ができます!とか、こういう場所があるの知ってますか?というリサーチ力など)を添付して、メールフォームから応募します。もしくは、果敢に電話してからメールします。ぜひ、挑戦してみてくださいね。
3.旅行ライター募集 / ★★★
・求人内容
〝日本のすみずみまで旅先へ〟をテーマとする旅行サイト「良旅News通信」でライターを募集しています。その名の通り、有名な観光地ばかりではなく、その土地でしか味わえない旅先を紹介。ブログのようにも見えるが、しっかりと細かい情報を集めているので良質な記事と言えます。気になるのは、誌面に掲載されている写真がどれもライター撮影の写真ということ。あと、1つのスポットではなく1エリアで複数のスポットを紹介しているので、1日仕事になる可能性も高い。
・報酬
記載なし。
希望の条件、趣味・特技、実績を提示することで何かしら報酬に格差が生まれるのかもしれません。ここで何度も書いているように報酬を明確にできないのは一律ではないから。低い金額で書くライターが多く、なかには高額な報酬をもらっている人もいる。低い金額を書くとライターが集まらないため、わざわざ記載しないという寸法だ。
記事の内容としては、最低でも2万円はほしい。欲を言えば、3万円。でも、現実的なところを狙うと1万ぐらいでしょうか。1記事2万円で趣味の旅行を仕事にできるなら、ライターがいろいろと集まってきますからね。
・寸評
旅行が趣味であるひと。すでに地域に関する情報を持っている人は、下調べなく取材・執筆に取りかかれるので効率は良いと思います。その分、自主的な下調べに経費を出してくれたら御の字ですが、ないでしょうね。
おすすめ度を3つ星にしたのは、「手離れ」と「ニーズ」の観点から。今後、旅行需要は高まることが予想されているので(インバウンド&国内消費需要)このタイミングで「旅行も書けるライター」という実績づくりができれば、その後、数年間は活躍できるかも? です。そういう意味で3つにしました。
※10月25日に更新しました。どうぞよろしくお願いします。
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