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こぼれどら焼き のこと(A面)
餡子こぼれる あの子も惚れる こぼれどら焼き 水入らず
当店自慢のどら焼きは、餡子がこぼれる程入っているのに、飲み物なしでも一個食べきれてしまうくらいの不思議な瑞々しさ!
餡子と生地のバランス(調和)が特徴です。
特徴①瑞々しい餡
瑞々しさが特徴の粒立ちの良い独特な仕上がりの粒あん。
餡炊きについては、またあらためて記述しますが、二度目の函館修行の際に学んだ豆煮の極意。
千秋庵総本家 牧田製造部長(当時)から授けていただいた、店主の餡炊きの原点です。
特徴②函館 千秋庵総本家 直伝 どら焼きの皮
函館の超有名な千秋庵総本家の名物どら焼きを修行させてもらった店主。
どら焼きを焼くその量とスピード、職人さん全体の平均的な技量レベルの高さに驚きました。もうね、速過ぎるから、熱々の皮を触らなくてはいけなくて、必死で取り組んだ結果、指の皮も厚くなりました。(笑)
そして、とても手間のかかった三段仕込みが、気泡の安定したくちどけのよい綺麗な焼き上がりを作り、加える特製蜜に蜂蜜やみりんなど使っていないので、醬油が利いて意外とスッキリしたキレ味につながっています。
店主は「キレの良い皮」と表現しています。
特徴③餡と皮の調和
これが最大の特徴ですが、当店のお菓子はすべて調和を意図しています。
こぼれる程入った、瑞々しい餡子の水分が、少しだけ小ぶりでキレの良い皮になじむことで、これまでにない、「調和の味の美しさ」を生み出します。
水入らずな関係に
水入らずという言葉は、「夫婦水入らず」「家族水入らず」など、
「仲が良いこと」「親密さ」などの表現に使われます。
もともとは日本酒の飲み方の習慣の中にある「杯洗」というものから来てるらしいですね。
図らずも、お酒にまつわる言葉と知って面白味も感じます。
当店のこぼれどら焼きは、餡子と生地の「調和」した関係のような
「水入らず」な仲に、または、その信頼を望むひとときに、
文字通り水入らずな美味しさで、きっとお役に立ちますよ。
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秋口から、お店の前にこぼれどら焼きの看板を出したところ、ひときわ売れるようになりました。派手さはないですが、評判よく。
1個2個買われたお客さまが、店先や帰り道で召し上がられて、
「あんまり美味しかったから追加で買って帰るわ!」
とわざわざ戻ってみえてご購入いただくことが、本当に多いのがもう一つの特徴で、なにより菓子屋冥利に尽きる事でございます。
(B面)へ続く
ご購入は、、
店頭にて
シン・金蝶堂
岐阜県大垣市船町2-1-1 船町ベース内
☎050-8888-4239
9時~17時 不定休(主に火曜休み インスタご確認ください)
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![吉田大助 (シン・金蝶堂)🐦🔥](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/126616492/profile_4b28ec9950fe824cd8944729d40743b0.jpg?width=600&crop=1:1,smart)