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11本目②隙間塞ぎ機構付き折りたたみナイフ試作品完成!

オリジナルデザインの隙間塞ぎ機構付き折りたたみナイフ試作品1号が完成しました。

プラ板で試作。開いている状態だと、ぱっと見フォールディングナイフに見えないのでないでしょうか?開けしめもスムーズで、開け閉め時にも適切にトルクがかかり、予想以上にうまくできました。

とじた状態です。ぱっと見普通のフォールディングナイフです。刃厚は6ミリで試作。本番は5ミリの予定。
開きます。見えにくいですが、中から蓋が持ち上がります。
蓋は折りたたまれてハンドル内にあります。
ブレードを立ち上げると蓋になりハンドルの隙間を塞ぎます。
閉じる時は右上のロック解除ボタンを押します。

設計図制作には、実はかなりの日数がかかりました。毎日1〜2時間くらい図面制作の時間をかけて、一月半くらいはかかったと思います。バージョン4まで試作図面を作りました。

一つのパーツを一ミリサイズ調整すだけで複数のパーツの動きに干渉し、干渉するパーツをその度すべて調整しなくてはならず、とても大変でした。
開いた時、閉じた時の理想のシルエットを求めてあーでもない、こーでもないと図面をいじりたおしました。
蓋パーツを折りたたみにするアイデアが出た時はガッツポーズがでました。大変と同時に正直とても楽しかったですね。
バネの位置も空間が無く、納めるのが難しかったです。

試作品は二ミリのプラ板を使用。少し大きめに作りました。柔らかすぎて、プラ板だと細かい精度がでませんね。
ちなみに板バネはちょうどいいのが見つからず、ダイソーのメジャーを切って、重ねて接着しバネにしました。これは大成功でした。

次はアルミで一回り小さめに、一部設計図を調整し精度を高めた試作第二弾を作って見ることにします。これでうまく行けば本番制作に入ります。

つづく

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