2025年度共通テスト対策

最近は一気に冷え込み、インフルエンザも流行・拡大しつつあり、受験生にとっては厳しい時期になりました。多くの国公立大学志望の受験生にとって、共通テストをクリアしたいところでしょうが、毎日健康で演習を続けていくことが何より重要になってきます。
言葉にすると、さも当然、という印象ですが、本当の意味できちんと対策出来ている受験生は意外と少ないというのが現状です。その理由は明らかで、以前の共通一次テスト・初期のセンター試験と異なり、共通テストは知識の割合が減ったからです。すると、多くの受験生(特に進学校に所属している受験生)は解説を読んだり、解説授業を受けたりすると容易に理解でき、油断して演習量を減らしたり二次試験対策のほうに注力するからです(中には、信じられないかもしれませんが、勉強そのものを減らす受験生もいます)。

この演習にいかに取り組むか、が重要ですが、どの塾・どの予備校も適切な指示を出してるとは言い難いのも現状です。
・時間を決めて解くこと
・解説をきちんと読むこと
・正解の選択肢と誤った選択肢をきちんと考えること
くらいが関の山で、ひどいところは「きちんとやれよ〜」としか指導していないところもあります。難関国公立コースならともかく(多くの予備校でのこのコースでは夏期講習中に指導していることが多いです)、個別指導でもこのような簡潔な指導がなされています。

共通テストの過去問が少ないこと、各科目の講師自身はスラスラ解けること、担任・チューターなどは面倒くさくて実際に解いていないことや数字のみで判断していることなどが挙げられます。
実際に解いてみると、どの科目においても
・文量が多いこと(これはパッと見わかること、どの過去問集・参考書・サイトでも言われてることから、誰でも言えることです)
・複数の情報を組み合わせること
・それぞれの情報を関連・比較すること
・上記から判断できることと選択肢の内容を比較・検討すること
が重要です。


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