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[キャラ・言葉遣い]「〜しますか」/「しても良いですか?」
普段お昼休みに記事を書いたりしているも店で
店員さんといつもと違うコミュニケーションをとった
いつも、メニューを頼んだ後に
店員さんから「メニューをお下げしても良いですか?」と聞かれていた
それに対して「はい。大丈夫です。」と何気なく回答をしていた
本当に何でも無い、日常の一コマだ
だが今日は
「メニューをお下げしますか」と聞かれた
毎日しているやり取りとの違いに、なぜかドキッとし
一瞬戸惑ったあと「お願いします。」と回答した
自分に何が起こったのだろう
なぜ戸惑いが生じたのだろう
考えてみた
「メニューをお下げしても良いですか?」
「〜しても良いですか」には、
あくまでも店員さん側の行動に対する許可が求められている
こちらはそれに YES/NO を判断すればいい
「メニューをお下げしますか」
〜しますか?には、
こちらの行動を聞かれている
こちらは、この後の自分の行動を考えて、判断しなければならない
いつもは YES/NO の二択だった回答から
選択肢が広がったのだ
私の戸惑いはその差で発生したのだ
店員さん側、そんな事全く考えていなかっただろうが
ここから色々な事が想起された
例えば、よく聞く仕事の極意のような話で
何かを提案するときは
一つの案ではなく、二つ以上の案を持っていく
そうすれば、提案された側の思考は
一つの案の良し悪しの判断から
二つのどちらが良いかを判断するのに切り変わり案が通りやすくなる
これも選択肢のすり替えという意味では共通していて 且つ 応用編だろう
芝居に落とす
使う言葉や問いかけの仕方によって得られる答えが変わってくる
故意に使えればかなり役に立つかもしれない
それをうまく使えるAと、あまり考えていないBという役がいて
同じことをしているのに成果が違う
また、やったことはなかったが
作品として
主題に対して自分の主張を届ける作品と
「あなたならどうする?」と主題を問いかけるような作品とでは
観客に残す作品への印象も変わる
(仕掛けが難しすぎる。それができれば苦労しないのに…。)
その仕掛けを考えてプロットを考えてみるのもたのしそうだ