春一番に吹かれて(私は大丈夫!)
1
空を見るんだ、雲を追うんだ
風(春一番)に吹かれていくんだ
自転車で駆けていこう
長い髪 ひるがえして
海岸の道を走るよ
強い気持ち 拓いて
波は砕けて泡になって
砂浜に消えていく
2
夕陽に長く影を引く
ポプラ並木をゆく
空高くそびえている
その上に ばら色の雲
風(青嵐)を受けて揺れている
木の葉はたくましくて
とても いとおしくなる
私は大丈夫! もう 大丈夫!
付録:
Asaさん作曲の「春の予感~街へでかけよう!」に作詞したものです。
HPに掲載した「春一番」から、歌詞部分のみ転載しました。
現在、Asaさんの連絡先が分からず曲を添付できないのが残念です。
この歌詞に「自分が辛い日々を過ごすようになっても、乗り越えるという強い気持ち(=あきらめない)を持ち続ければ、いつか必ず乗り越えられる」という思いを込めました。固定された記事の「道・未知」と同じ思いです。
H.P開設当時から、『ここに載せた「言の葉」※は読んだ人のもの。自分が伝えようとした事と違っていてもいい』というスタンスでやってきましたので、このような事を書いたのは初めてです。
※自分が書いたものを「言の葉」と言っているのは、詩集本とかネットにある「詩」読んでみて、私が書いているのは「詩」ではないと思ったので、「言の葉」と書きました。
言の葉は、『古今和歌集』(仮名序)の「やまとうたは、人の心を種として、万(よろづ)の言の葉とぞなれりける 」が由来だそうです。「人の心を種として」とあるので気持ちをそのまま書けばいいのだろうと勝手に解釈した結果です。
付録の方が多くなってしまいました。最後まで読んで頂きありがとうございます。