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次の道は山里なのかそれとも・・・とりあえず旅に
自分が心地よいと感じるのは、自然の中にいる時だ。余計な人間関係も忘れ、そこで走ったり歩いたり、何かに没頭していれば一番いい。もちろん部屋の中で自分の考えをまとめて文章を書いている時も楽しい。人がそれに関心を持ってくれればもっと楽しい。そんな両方のことが叶う道があればいいなと思っている。
今の世の中だと、都市部に住んでそれなりの住宅といい車を所有し、現金収入が高い人が良いとされるけど、違和感あるな。昭和の自分が生まれた頃、40年代かな、うちもまだ掘り炬燵は炭を使っていたし、お風呂も薪で沸かしていた。食べるものは家族で作って、質素だったけど抜群にいい記憶だ。それが、いつの間にか、現金収入が沢山あった方がいい、良い大学を出て良い企業に入った方がいい、みたいになってきて。自分もそれにまみれてしまったわけだけど、このループに一旦入ってしまうと、そこから抜け出るのは勇気がいるんだよね。でもね、こう思うんだ。昔の田舎で自給自足生活しているような人の方が幸せそうだったな、と。
今、自分はその勇気を持って未来を切り拓けるか実験をしているようなもの。何をしている時が楽しいか、心休まるか、ドキドキするか。逆にどんな時が暗い気持ちになるのか。お金のことは大切。だけど、それは全てではない。現金収入はどのくらい必要か、ということも頭には浮かぶ。だけど今は自分の感じた事を一番大切にして決めていきたいと思う。山なのか、農なのか、書くことなのか。
と思いながら、少し旅に出ることにした。離職から半年で色々自分を覆っていた考えが分かったけど、全然違う世界を年末に見て、また考えようと思う。旅ではどんな風景を見て、どんな人と会うのかな。それを通してどんな未来が待っているかな。先行投資じゃないけど、逆境の時こそ新しいものに触れることが大切だと思うので。
行ってきます。