【コーチングスクール】Mr. Coach Day3 受講

2024/09/14 Mr. Coach Day3セッション

 前回セッションから2週間。この2週間は「未来の最高な自分なら今どんな選択をするのか?」これを一つの判断軸として持つようになりました。Day3セッションもぶち上がりました。アウトプットは最高のインプット。今回は目次ごとに残していきます。

学びのアウトプット

5.無意識の領域

・人が持つマインドのうち無意識は95%で、意識は5%。
・自分の無意識を読み取れば自己理解は進んでいく。
・無意識は人の言葉から発現する。
 このパートでの一番の学びは、人の「無意識の部分を読み取ること」はコーチの具体的手法である「観察」と直結しているということです。まずここが出来ていないと顧客の”Be”を見ることはできないと感じます。そのために、コーチは人の言葉に一番敏感になる必要があると考えます。では、その観察から次の介入や質問にどのように繋げていけば良いのか?
私は『顧客から繰り返し出てくる言葉や口癖を観察する→なぜその言葉が出てくるかを考える→顧客が囚われている前提条件がわかる→そこに対して介入して気づきを与える』が一番しっくりと来ました。セッションのワークでもご指摘いただきましたが、「若手だから」とか「2年目だから」とかそういった言葉が出てくるのはなぜか?そこに隠れている前提条件が存在すると考えます。そのため、私は顧客に対しても、私自身に対しても適切な「観察」ができる状態になります。

6.表層と深層

・人の深層が表れやすいのは言葉。
・セルフトークによって人は変わることができる。
・言葉を変革すると組織や個人の質が書き変わる。
・自己否定が多いクライアントが来た場合は傾聴したうえで良いところを見つめるように促す。
 表層と深層パートは、コーチにとって言葉の重要性がより理解できたパートでした。RASはプラスイメージもマイナスイメージも関係なく集めてしまうので、未来へ向かう言葉を発し続けることは顧客のためだけではなく自分を絶えず変革していくためにも重要だと感じます。そのためにはセルフトークを有効に活用していく必要があります。セッション中に鏡の自分に向かってひたすら話しかける「俺はできる」動画を見せてもらいましたが、動画のようにしてGOAL起点でのセルフトークを自分に刷り込むことでエフィカシーが高まり、自らGOALに向かって動き出すのだと考えました。そのため、私も扱う言葉を「したい。」→「する。」の宣言の形に変革していくことは継続します。またセルフトークも「未来の自分と比較して今やるべきは何か?」を判断軸として持ち続けます。

7.FB(フィードバック)とFF(フィードフォワード)

・FB(Why?)は過去起点で抑制された思考を引き出す。
・FF(How?)は未来起点でクリエイティブな思考を引き出す。
・GOAL起点でのFBは有効である。
 →なぜそのGOALを目指すのか?
・FFは思考を未来側にズラすことができ、過去も包括して考えることができる。
 このパートでは、コーチとして顧客にどのような問いを投げかけるのが良いのかを学びました。FBは過去起点で限定的な思考に向かってしまうのに対して、FFは未来起点でFBで改善しようとした過去も包括して考えることができる。そのため未来起点(目標起点)であるFFの問いを投げかける方が有効であることが多いというものです。よく考えてみると、学生時代の部活にも似たような経験がありました。
例えば、私はコーチや監督から「なぜ失敗したのか?」と怒られることがよくありました。これに対して、私は失敗した原因を特定するためにミスシーンを見直して改善してを何度も繰り返していました。当時はそれで目標(未来)へ向かっていると感じていましたが、FBとFFを知ってから考えると「失敗した過去から失敗しない現状」へ向かっていただけだと感じます。そうではなく、目標起点(レギュラーになる、試合で勝つ etc…)で捉えて「現状から理想とする目標」へ向かうように考えた方が絶対に良いと思いました。これができると失敗をした過去や部分的なものに囚われずに現状を突破できると感じます。(FBは成長角度にラインを引いて限界を決めるイメージで、FFは成長角度が無限に広がるイメージ)
そのため、視野を限定せず、そもそものGOAL世界にいる自分ならどのような状態になりたいのか?これを常に意識して行動していきます。

8.脳の習性

・人間は過去の記憶から未来をつくる。
・問いには抗えない。
・ブレイクスルーを引きとめるのは過去由来の目標や思考。
 このパートでは、現在の私たちを形作っている思考を脳の習性から学びました。脳は2つの習性があるそうです。
 ①人間の脳は過去の記憶から未来を作っている。
 ②脳は問いには抗えない。
①があるために、過去由来の思考によって現状の内側を突破するブレイクスルーが妨げられています。一方で、これを突破するために②の習性を利用して現状の外側を設定していくのがコーチングだと感じました。
コーチングでは人間の原理原則を説明するためにティーチングもするので、こういった脳の習性や心理学的な知識もストックしていきます。まずは心理学のYoutubeから見始めます。

9.事実と解釈

・人間は解釈製造機
・事実(ファクト)とは、嘘偽りがない本当の事柄。
・解釈(ストーリー)とは、人の数だけ無数に存在する話。
・事実に対しての解釈など無い。全て人間が勝手に作り出している虚像である。
・事実に対してどのような解釈をするかは「コントロール」することができる。
・コーチは事実と解釈を切り離す力が必要。
 このパートでは自分たちが物事を捉える際にどれだけ解釈を挟んでしまっているかということが理解できました。特に自己評価をする際、達成か未達かという事実を見るだけで、必ずしもそれが良かったか悪かったかを判断軸として解釈する必要は無いということが自分にとっては新たな気づきでした。例え失敗したとしても、失敗という”事実”がそこにあるだけで、それを悪く受け止めるか良く受け止めるかはその人がコントロールできる。それなら目標に向けてどうしていくかという未来に焦点を当てて、伸びしろと捉えたほうが良いと感じます。人生という限られた時間の中で、それで悩んだり悔んだりしている方がもったいなく、目標に向けて歩んでいったほうが有効だという解釈をしました。また、GOALやtodoの定義は具体的であればあるほど良いですし、動きやすいと感じました。そのため、コーチとしても自分自身に対するセルフトークとしても「事実と解釈を切り離す」という考え方は持ち続けます。具体的には、”GOAL,todoの定義(事実)→達成or未達(事実)→次どうするか(解釈)”という思考回路でGOALベースで考えます。

決意

①「観察」の力にRASを発火させます。
→営業活動や社内でのコミュニケーションで、その人が使う言葉に注目します。そして、前提条件となっている価値観や考えを読み取ります。
②セルフトークを高めます。
→毎朝鏡に向かって「今日も最高な一日にする」「私はトップ営業マンです」と言ってから一日を始めます。
③常にFFのコミュニケーションを行います。
→発する言葉やPDCAは常にFFで行い、GOALから逆算します。”GOAL,todoの定義(事実)→達成or未達(事実)→次どうするか(解釈)”という思考回路を持つ。

総じて、GOAL世界に生きる(未来の最高な自分なら今、どのように生きるのか)ということなのでそこはブラさずに生きます。

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