【マッチングアプリ】趣味の釣りが忙しかったから未婚だと男は言う。
アラフォーバツイチのさくらです。
コロナ禍にマッチしました。
という男性。通称は坊主さんにします。
当時、緊急事態宣言が出たりひっこんだりしてましたので、実際にはお会いせず、LINEのビデオ通話でお話しました。
モテない男性あるあるなんですが、
背景を気にしない
これはアプリのプロフの写真もそう。
坊主さんのビデオ通話の背景は、昭和にタイムスリップしたようなTHE田舎の和室。
よく分かんない習字や魚拓が額に入って飾られてて、ひっぱって消すタイプの電灯のヒモがぶら下がってて、壁にはエアコンというよりクーラーと称したいものが設置されている。
ビンテージ!
お世辞にもキレイとは言いがたい。
庶民感、生活感満載。
絶対女性ウケ気にしない宣言
なんでなんかな?男性はシングルタスクだから?「今日はひっさびさ女性と通話だ!」ってなったら、話しをするというムーブに全てもってかれて、それ以外を気にする機能停止すんの?
オシャレな部屋にしろとは言わないけど、それならどっか白い壁の前で背景見せない感じで通話すれば良いのに。
なんだろうな。こう、恋心みたいなものが芽生える前に、夢のない、オッサンのリアルを突きつけられると、何も始まるもんも始まらんというか。
んで、坊主さんは43歳、バツナシ未婚、実家暮らし、彼女いない歴10年オーバーなんですけども、これまで未婚の理由が、
坊主「趣味の釣りが忙しくてこれまで恋愛に目が向かなかったんです。親が要介護になって施設に入って、広い実家に一人になり、彼女が欲しいな、結婚もしたいなと思うようになってアプリ始めました。」
こういうこという男、おるんですけど、趣味の釣りが忙しいくらいで結婚できんとかあり得ないから。
アメリカ大統領も、トップ企業の取締役も、人気俳優も結婚しとる。
子育てしながら共働きで働いて、家事もほぼほぼ担ってる日本のお母さんたちとかどんだけ忙しいか。どれだけマルチタスクこなしとるか。
あと、女性のイイオトコセンサーって超精密だから。イイオトコなら忙しかろうと、普通に地上を二足歩行してるだけで、気がついたら女性にロックオンされるから。
四十路を越え、親が要介護になって施設に入所してはじめて、己の孤独に気がつく。
時既に遅し。
坊主さんは婚活、恋活のバッターボックスに立ったことないから、自分に需要がないこと、
彼女が10年いないのは趣味の釣りが忙しいからではなく、
容姿とスペックの低さと、子供部屋おじさんとして過ごした43年間で培われた甘えたさん気質、男らしさの欠如という、挽回不可能な原因があり、
知らない間に人生が試合終了していることに気がついていない。
私は思うのだが、43年間もママの手料理を食べて、ママにパンツを洗ってもらってたら、そりゃあ男性ホルモンなんて分泌されなくなる。
終始、絶妙にニヤニヤとハニカミながら話す坊主さんの後頭部にぶら下がってる、ひっぱって消すタイプの電灯のヒモが一生気になって仕方なかったです。
坊主さんからの実際に会いましょうというお誘いはスルーし、「明日、朝早いのでそろそろ😊」と嘘をついて通話を終了し、
坊主「今日はありがとうございました。」
というLINEが来るより早く、迅速にLINEとアプリをブロックして終了しました。
コロナ収まったんで、もう「ビデオ通話しませんか?」って流れになることはなくなりましたが、
会う前に会う必要のない人だと判断できるビデオ通話は超便利なツールだったなと思います。
コロナ禍でもわりとビデオ通話は嫌って断られることが多かったんですよね。なんでかな?店は予約しなくて良いし、奢らなくて良いし、男性にもメリットあると思うのに。
では。