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教育ママとは反りが合わない

アラフォーバツイチのさくらです。

私は国立医学部医学科卒業で、大学生の息子が2人おりますが、

塾にも1回も通わせず、

頼まれた時に勉強を教えた程度。全然、教育ママじゃないし、息子に「できれば医学部に」と願ったこともありません。

習い事は長男が小学生の時に「友達と一緒に習いたい」と自発的に言い出したテニスのみで、数年後に「辞めたい」と言ったので了承した。その一回のみ。

私は子供に英会話を習わせる親の意図は良く分からない。

「英語が話せたら良い」と思うなら、まずは自分が習って話せるようになってないのはなぜなのか?

日本人で英会話を学ぼうとして挫折する人多すぎ問題。


例えばここがフィリピンだったら。フィリピンの現地の言葉には「遺伝子」「染色体」などの学術用語はないらしい。英語を学ばないと、医学や物理学などを習得できない。

医者になりたい、物理学者になりたいなどの目標がある人は、必要にかられて英語を学ぶので身に付くのだ。

日本では大学教育で英語が話せなくても不自由しない。ふんわり「英語しゃべれたら、何か良くね?」で具体的なモチベがないから結局、挫折する。

最近は大学入試でもリスニングが導入されてるが、あれは専用のトレーニングをすれば解ける。3歳から英会話に行く必要はないと思う。

幼児をせっせと英会話につれていく親は、英語をいつ使うと思っているのだろうか?

海外旅行?今はスマホの自動翻訳で事足りるぞ?

将来は海外駐在するエリートサラリーマンに?お宅のお子さんがそんな風になると思うか?

医者だと、海外の学会で発表もあり得るが、そんなの医局の中枢で出世するごく一部の人だし、仕事で使う英語って特殊な専門用語と簡単な構文でいけるので問題ない。

ピアノ教室もどうなんだろう。

親に連れていかれ、何となく習い、家ではイヤイヤちょこっと練習して、先生にそこそこ怒られるのがデフォではないだろうか?

ちょっとやらせてみて、子供が食いついたら続けても良いだろうが、「辞め癖が付くといけないし」と何となく継続は力なりを無理強いしていないだろうか?

私は公文にも懐疑的だ。

あれは頭の悪い子には一定の効果があるかもしれないが、頭が良い子からしたら、極めて非効率的な学習方法だと感じる。

脳死でも解ける簡単な問題をただただ大量に解くのは、腕の筋トレにしかならんというのが私の見解だ。

私の周囲は高学歴、医者家系の同僚ばっかりなのだが、

子供の教育に厳しすぎて、正直、ちょっと引いている。


まだ小学校低学年なのに、公文に、ピアノに、体操教室。そろそろ塾にも通わせようかと検討中。10歳にも満たないのに、忙しすぎないかな?

そして、みな当たり前に中学受験をする。

大体みんな中学受験は成功するのだが、医者の子供でも大学受験に成功するのは体感で半分以下。

何が成功かは本来、本人次第なのだが、ここではあえて「親が想定した成功」に到達したかで話させてもらう。

国立医学部や、早慶、上智や一橋、旧帝大以上の合格を果たす者は多はくない。

私立含め医学部に全敗し、6浪して諦めたり、関関同立やMARCH、日東駒専に行くなら、幼児教育からゴリゴリにして、「中学受験があるから夏休みは夏期講習!旅行してる場合じゃない!」って色んなことを我慢する必要はなかったのでは?

結果的にそこに行くんなら、高2くらいから真面目にやってりゃ普通に受かってる。

教育ママは何か周囲もやってるしで始めちゃった習い事や塾を

続けることには熱心

なのだが、

本当にそれが子供に必要なのか?
どういう目的で何を選択するのか?
子供はどう感じているのか?
軌道修正や辞めるという選択肢は?

最初も途中でも、子供としっかり話し合っていないように見える。

肝心なところが疎かなのって

アホっぽい

から、仲良くできないと感じる。

そこには本当に

  • 自慢できる子になって欲しい

  • 子供の将来に自分が早く安心したい

  • 世間体

  • 義両親への体裁

が1ミリも介在していないと言い切れるか?自問自答してみて欲しい。

私は、親が子供にできることは、「情報提供と、子供がやりたいと言った時のサポート、並びに、失敗や途中離脱、軌道修正を受け止めること」だと思っている。

子供といっても別人各。私から見ると、みんな別人各の人生に首を突っ込みすぎだ。それ、あなたのじゃないよ?と。

私は出産した日から「我が子は、神様から一時的に預かっている宝物」という認識でいる。


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