優しく光る月の夜の下でも 何かに煮えきれない いつだってわかっていた いつだって嘘だった 乾いた胸の上に 夜のしじまが流れて 立ち上がれる感情が迸る 見えない感情がずっと胸の奥で迸る 君の声は聞こえている 君の声は届いている 夜のしじまの中に 諦めるなと誰かが言う 甘えだと誰かが言う そんなもんさと誰かが言う 孤独の中で孤高に生きる者たち 耳をかすな 君の存在は勇気 君がいるだけで充分 忘れるな そんな君は勇者だ 誰よりも勇者だ だから自分を労って 諦めないで生き
生きづらい世の中になった。 もともと生きづらい世の中が余計に生きづらくなった。コロナの影響は間違いなく。 人を思いやることや気を配ることさえも儘ならないまま、社会は複雑化された。 ふと幸せとは何かと考えると与えることではないかと思う。見返りを一切求めない優しさ。本質的に性善説を信じていい世界はとうの昔に崩壊して、自分さえ良ければ他人に隣人に害を与えてもいた仕方ないそんな日常が溢れかえった。そんな世の中だからこそ感謝を忘れずに当たり前が当然ではなく命ある限り生きねばならない。そ
自分のために心の距離を図るということ 空前のコロナ騒動が始まり、もう3年が経とうとしている。この3年の間に経験した日常にはいつもコロナが纏わりついていたように思う。時に当たり前のように我々の暮らしに暗い影を落とした。感情を出してはならない、各々が生きて人生を謳歌することさえ否定された世界でどこか心の中にモヤモヤとした「感染対策」の大号令がこだまする。 話す時も笑う時も黙するときも生きていく前置詞としての「感染対策」を任意か強制かはっきりしない、自己判断に放り投げて本音はルー