「学力1本で、勿体なかったな」って話。
親が引いたレールの上を、ずっと歩かされている。
いつからか学力が全てだと、思い込んでいた。
高校に行くのが当たり前。
大学に行くのが当たり前。
「ほとんどの人はそうやって生きていくんだよ。」なんて。
大多数がそうだから?
じゃあ少数派はいけないのか?
見下されなければならないのか?
そうじゃないだろ。
学力がなくても生きている人はいる。
幸せな人もいる。
無駄な時間を幸福だと思える、そんな人生を送れれば、無理に嫌な仕事に就いてお金に縛られる必要も、嫌な思いをする必要もないんだよ。
学力がなくても就ける仕事じゃだめなのか。
頭の良い仕事に就かないとだめなのか。
その方が親は子の心配をしなくていいから?
それは親の勝手な価値観だし、いくらそれが正しいとしても、結局親の気持ちメインな考え方じゃん。
そんな雁字搦めの人生を送るために、一本道の綺麗なレールを引かれたって嬉しくない。
気づいたら後戻り出来ないレールの上で、自由に生きてる脇道眺めて、自分は何してるんだって思い続ける子供には、自分の意思を表明する機会すら与えられない。
「頭が良いに越したことはない。」
そりゃそうさ。
だからってそれが全てじゃない。
今の世の中で、簡単に生きられる道が''それ''なだけで、生きる=幸せじゃないのなら、その道を選ぶ必要なんてないだろう。
無知な子供に自分の価値観押し付けて、勝手に逃げ道なくして、そうして育った子供は、さぞ可哀想なんだろうな。
でもさ、でもさ
そうやって生きてしまった子供は、もう手遅れって訳じゃないんだよ。
せめて、途中から脇道に逸れるためのレールを引く手伝いができたならって、私は思うんだ。
そう、これは私のただの独り言。
まずは自分が、ここから抜け出すんだ。
無駄な時間をボーッと過ごして、時間を持て余しながら、「あー、幸せだなぁ…。」って思えるような、そんな人生を送りたい。
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