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愛され方を知らなければ、愛し方さえ分からない①



「愛され方」 


とは


"愛されテク"みたいなものではなく、
ここでは
"愛を受けとる力"と定義させていただきます。


愛を受け取る力が弱い状態というのは
例えて言うと、
「恋人が本当に自分のことを好きかわからない…」とよく悩んでいる人のこと。
長く一緒にいれば、一時的に分からなくなってしまうことはあると思います。
しかし、誰と一緒になっても同じように悩んでいる人。
こういう場合、問題は悩んでいる本人の心にあることが多いと思います。
それこそが、愛を受け取る力が弱いせい。


この力を支えているのが、
よく耳にする「自己肯定感」だと思います。


この言葉の意味をAIに聞いてみると、

ありのままの自分を肯定し、尊重する感覚のことです。自分の能力や価値に対して自信を持ち、自己評価が高い状態を意味します。

だそうです。

この自己肯定感とは、わたしは人生の中で上がったり下がったりするものだと思っています。
しかし、これがずっと上がらずに低いままの人たちが多いことがきっとこの社会の問題とされているのです。

心理学では、この自己肯定感が低い状態だと
「自分には愛される価値がない」とか
「こんな自分が愛されるわけがない」という
深層心理が働くそうです。
人は自分の信じたいものを見てしまいますから、
「愛されるわけがない」という信念のもと、
見えている世界のあらゆる出来事を
そのように意味づけしていってしまいます。

だからパートナーがいくら愛を伝えても、
その愛が信じられず、受け取れないのです。
愛され方を知らない人間は、
そういうときさらに愛されにくい行動を選択してしまいます。
「どうせ好きじゃないんでしょ?」
「もっと◯◯で素敵な人がいいんでしょ?」なんて台詞を言ってしまったり。
でもその言葉の裏では、
「そんなことない、あなたがいいよ」と言ってほしい気持ちが隠れているのです。

しかし自分の伝える愛を疑われ続けると、人間は悲しくなります。
さらにその愛を拒絶されたように感じること、
それこそ本当に人間にとって辛いものです。
そして少しずつ、お互いの心が離れていってしまうのではないでしょうか。

みなさんは、愛を受け取る力を
しっかり持っていますか?
愛を受け取る準備は、できていますか?
愛しにくい言動をしていませんか?

本当はみんなあなたのことを愛したくてたまらないのです。

そこにある愛に気がつけたとき、
あなたの心にもある、誰かを愛したい欲が
湧いてくるかもしれませんね。

今回の例は恋愛で例えてみましたが、
親子関係や、友達関係でも根源は一緒だと思っています。
どうか誰かが少しでも生きやすくなれるヒントになれば幸いです。

次回は、自己肯定感のところをもう少し掘り下げていこうと思います。
興味がある方はぜひまた読んでみてください。

いつもあなたの幸せを願っています。

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