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2023.1/31 フィリピの信徒への手紙1:29

私達がイエスを信じる事が出来たのは神からの賜物ですが、それだけでなく、キリストの為に苦しむ事も神の恵みであると言うのです。
それは、苦難の中でより一層神様に近づき、その交わりを深め、神様を知る機会となるからです。
苦難は忍耐と希望を生み出します。苦難の中で神様はより一層近づき、ご自分を現して下さり、沢山の慰め励ましを下さいます。

星野富弘さんは、空中回転した際に、誤って頭から転落し、四肢完全麻痺の身となり、病院の天井だけを見つめる日々が続きました。
しかし、その中でキリストに出会い、口を使って絵や字を書く事を覚え、前を向いて生きようと決心されました。

私達も今まで当たり前のように思ってきた事が突然失われる時、初めて大切なものに気付かされる事があります。今まで見えなかったものが見えるようになります。
星野さんは「苦しみによって苦しみから救われ、悲しみの穴をほじくっていたら、喜びが出て来た。生きているって面白いと思う。」と仰いました。

私達に苦難の意味はわかりませんが、はっきりわかる事は神様が愛をもって全てを導いておられるという事です。
このように苦難を受け止めるならば、苦難は苦難でなくなり、神様からの恵みとして受け取る事が出来るのではないでしょうか…
目に見えるものにではなく、見えないものに目を注いでいきたいと思います。
見えないものは永遠に続きます。
      古屋良子📖

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