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2023.2/1 フィリピの信徒への手紙2:3-4

一致を保つには、一重に自己中心とは反対の謙りが必要です。
謙りとは、自分を卑下する事ではなく、又自分を否定的に捉え、駄目だと決めつけてしまう自己憐憫でもありません。
神様と隣人の喜ぶ事を積極的にしていく中で、自分という存在を忘れてしまう事、又自分の過ちに敏感で他人の失敗に寛大になる…これが謙りの結ぶ実です。

同胞を愛する愛を兄弟愛と言いますが、この言葉にとても温かさを感じます。
この兄弟愛がなくなると、教会に来るのが義務的となり、礼拝に来ているだけという形式的なものになってしまいます。
愛の反対は憎しみではなく、無関心です。本来の教会のあるべき姿ではありません。

キリストの愛を心に持つ者は、自分の利益を求めない愛を持つようになります。
人々からしてほしいと思う事を喜んで人々にするならば、人生の不幸の半分はなくなってしまうのではないでしょうか…

イエス様が私達一人一人を大切な存在として見て下さっているように、私達もイエス様の心をいただいて、まわりの方々を自分より優れた者として接していきたいと思います。
       古屋良子📖

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