見出し画像

2023.2/8 ローマの信徒への手紙5:3-4

一般的には、苦難を否定的なイメージとして捉え、そこから逃れる道だけを教えますが、聖書はむしろ苦難をも喜びなさいと教えています。
何故でしょう…
それは、苦難において私達は、自分の限界を思い知らされ、その中で神様に拠り頼む機会となり、神様に祈るように導かれ、神様との交わりを一段と深める時となるからです。
その中で神様の慰めと愛を体験し、順風な時には解らなかった事が解り、気付かなかった事を気付くようになり、新しい感謝と喜びを感じる時となるのです。

苦しみは出来れば避けて通りたいものですが、しかしそうした苦しみが私達を一回りも二回りも大きく成長させ、私達を練り清められた品性へと成長させます。

全ての苦しみが人間を成長させるとは限りませんが、苦しむ事なしには人間は成長する事はないのです。

苦しみを神様の鍛錬として受け止める時、苦しみさえも喜べる力が与えられ、苦しみの先に素晴らしい希望を見出す事が出来るのです。
      古屋良子📖

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?