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R4.12/13(火)ルカによる福音書19:5-6

ザアカイはイエスを見る為にイチジク桑の木に登りました。しかし、イエスはザアカイがイエスを求めるよりも前に、イエスご自身がザアカイを捜し出し、見つけておられました。
同様に私達が主を見出そうとする前に、既に主が私達を見出しておられるという事がわかります。

「ザアカイ、急いで降りて来なさい」とイエスは仰います。イチジク桑の木という傲慢、権力、偽りの暗闇の世界から急いで降りてきなさいと仰るのです。
急いで…という言葉に急がないと危ないという緊急性が含まれています。
イエスはザアカイを見捨ててはおけなかったのです。
そして親しい交わりをしたいと望んでおられたのです。

この呼び掛けにザアカイはそのまま従ってイエスを喜んで迎え入れます。イエスの恵み深さをそのまま素直に受け取っています。

彼はイエスと出会って高価な愛に触れ、これまでの生き方が大きく変えられ、イエスの生き方に従って生き始めるのです。
これが高価な愛を受けた者の姿です。

イエス様はザアカイと同じように私達一人一人の名前を呼んでおられ、「急いで降りてきなさい。今日は、是非あなたの家に泊まりたい。」と呼び掛けておられます。
       古屋良子📖

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