【感想】2024.07.14 ZiDol ONEMAN LIVE in TOKYO
『赤裸々のリラ』お披露目の衝撃から早4か月。待ちに待った東京でのワンマンライブの日がやってきた。場所は神田スクエアホール。
今回の目玉はヒットメーカーmeiyoさん作曲となる新曲。ノリノリな夏のドライブソングということで、うだるような暑い日にぴったりのシチュエーションで期待が高まっていた。
1st:: ♬.*゚赤裸々のリラ
今回のファーストは期待通りのこれ。暗がりの中、紫のスーツに身を固めた5人のシルエットが浮かび上がりあのキャッチーなイントロが流れた瞬間、とんでもなく血が滾った。
イントロで紫の光に染まる5人がフラッシュで一瞬真っ白に輝く。
そして。
「やれんのか!!トーキョーーーーー!!!」
ZiDolの絶対女王、稲田美紀様がドスの聞いた声で雄叫びをあげ、次の瞬間、中谷ソロのサビとともにメンバーが右手を高く天にかかげる。
もーね、もーーーーーこの一連の流れが、ほんとにもう
めっちゃくちゃかっこよかった!
「やれんのか!!」ですよ。女性であるいなみき嬢が発するには厳つすぎる台詞。でもそれがセンターに仁王立ちするいなみき嬢に激烈ハマっていた。めちゃくちゃかっこよくて鳥肌立った。めちゃくちゃ映えた。
最高にイカした完璧おなご(by 似非デレラ)がそこにいた。
そんなん浴びせられたらしょっぱなから語彙力喪失。本能のまま「キャーーーーー!!」と黄色い歓声を上げることしかできなかった。
と血が沸き立っている中、目に飛び込んできたのがいつものお約束、新曲に合わせたヘアセット。
我らが文豪はジェルでつやっつやに固めた7・3?8・2?ヘア。
黄色い閃光は「特〇の拓」もかくやというリーゼント。
ケツくんはウニを思わせるパンキッシュな剣山ヘア。
これぞZiDol。さすが我らがプロデューサー。
光のもとにさらされた5人中3人の姿がおそらく過去最強にとんでもなくて歓声の合間に笑いが漏れ出してしまった。
(ケツくんと中谷くんは後のトークでお互いがH×Hのゴン&幽白の桑原くんと自称w確かにwwww)
さて、いつもの如くちょっとわちゃわちゃしてるなwと思ったものの、文豪のエアギターソロで存分に沸き立ち最後のサビへ。
ここでとんでもない事件が起こる。
いなみきちゃんの落ちサビが終わり最後のサビへ…と。
上手ポジのはずの文豪、なぜか下手、高見さんとケツくんの間のせせこましいところに。
そう、公式Tiktokのリハ映像ではおなじみ、迷子文豪が本番の舞台上に爆誕したのですwwwww
恐らく秒で間違いに気づいた文豪、そのままぬるぬる上手の方に移動し、今度は中谷くんの真隣へ。
「えぇ~~~~!?」という驚きの声が聞こえてくるかのような表情で、いつの間にやら隣にいる文豪を踊りつつ凝視する中谷君。
その視線を真っ向から受け、開き直った満面の笑みで見つめ返しそのまま踊り続ける文豪。
この二人の絵面がもうひたすら面白すぎて可愛らしすぎて笑いが止まらなかった。
まさか迷子文豪を本番で見ることになるとは夢にも。いやマジで。
それに加えて、普段カメラや観客に向かって満面の笑顔で踊るあの高見さんが、苦笑して思わず下を向いてしまう様もめちゃくちゃ面白かった。
当の文豪はさらに踊りながらぬるぬる移動し、曲終わりにはちゃっかり正しいポジションに収まって決めポーズを取っていた。ずるーーー笑
もう本当に最っっっっっ高でした文豪。大好き。
2nd:: ♬.*゚ダリアマリア
さすが希代のヒットメーカーmeiyo氏。キャッチーでノリノリ、それでいて少し切ない最高の夏ソングだった。
今回、歌い出しのセンターが初の文豪で会場が俄然沸いた。伸びのあるきれいなトーンの歌声で聞き心地抜群。
中谷氏の声は言わずもがなすばらしく、裏声も綺麗。
いなみきちゃんの低めのソロも振り付けと相まってクールなのに可愛らしく仕上がっている。
曲は短めだけど延々聞いていたくなるスルメ曲がまた生まれてしまった。
ラスサビの中谷くんと文豪のソロが伸びやかで気持ち良すぎて、気が付くと頭の中で延々と再生されてしまう。
初メンカラのオーダースーツも激ハマリ。文豪の機長を思わせるスタイリングも素晴らしいけれど、高見さんのスーツ姿も正直めちゃくちゃかっこいいと思う。
ライブ最後に発表されたジャケ写も超絶素晴らしい。
いなみきの少女のような可愛らしさ(ツインテ超良い)、文豪の昭和の伊達男っぷりにもひかれたが、ちょっと驚いたのは黄色い閃光こと中谷くんの不敵な表情。
うわーーー悔しいけどイカすやないか………!痺れるわ。
Pの「運転できますよ」の口上通り、振付に車の運転を思わせる振り付けが入っていて、めっちゃ楽しかった。
ZiDolの振り付けは、いつもかっこよくて楽しくて、かつ初心者に優しい難易度で思わず踊りたくなってしまう。Ayumi先生相変わらず天才だ。
そして。ちょっとあまり大きな声では言えないのだけれど、イントロのいなみきちゃんの振りがねえ…ちょっとだいぶ刺さってしまった。
客席に背を向け両腕を飛行機のマネをするように横に伸ばして、お尻を突き出し腰を振る。
この腰つきがめっちゃエロ可愛くって、目が釘付けになってしまった。
いなみき超可愛い。超最高。
今回の楽曲もまた最高で文句の付け所などないのだけれど、惜しむらくはいなみきちゃん×文豪のハモリパートがなかったこと。
これはまた次回に期待してしまおう。
3rd:: ♬.*゚maddy muddy
新曲披露が大盛り上がりで終わり、お約束のコーナーライブにいくと思いきや、なんとここでとんでもないサプライズが。
まさかまさかのらぶおじさん登場!!!
凄まじい歓声!!!
とんでもなく嬉しかった。
実は開演前、フォロワーさんと「『maddy muddy』好きだけど、多分もう披露することはないよね…」、なんて話をしていたら、まさかまさかこのライブでもう一度見ることができるなんて!!ほんと夢かと思った。
らぶおじの衣装は当然の如く『maddy muddy』の黒衣装。相変わらず色気満載で痺れまくってしまった。
でもって余談だが、実は当日同じレースシャツを着ており(奇しくも前述のフォロワーさんともおそろ)、尚のことテンション爆上がり。
ZiDolメンバーは新衣装のメンカラスーツだったので少々趣はことなるものの(これはもう致し方ない)
当の文豪は黒スーツなのでさほど違和感もなく、もう二度と目にすることはないと思っていた生『maddy muddy』を存分に堪能した。
文豪とらぶおじの色気全開ダンスはばっちり健在で、最高of最高だった。
とくにらぶおじ、しっかりとダンスを仕上げてきていて、かつ表情管理も完璧だった。惚れる。
4th:: ♬.*゚似非デレラ(似非おじさん)
待ってましたのコーレスバージョン。今回はらぶおじも参加し曲名も『似非おじさん』と命名(by kento P)
これがめちゃくちゃ楽しかった!!
コーレス自体どれもこれもバッチリはまってて癖になる言い回し。(個人的には文豪と高見さんの部分が大好き)
ライブで声を出すってこんなに快感なのかと。こんな気持ちいい感動を味わったらもう抜け出せない。そのくらい楽しかった。
今回らぶおじがいるんだからと、いなみきちゃんの発案で似非デレラのサビにらぶおじのギャグ「んーーーまーーーー」を入れ込むことになった。
らぶおじはそのコールに合わせて舞台の上手下手で「んーーーまーーーー」をやってくれたんだけど、これがめっちゃ楽しくて大盛り上がりだった。
(ご本人は駆けずり回ってめちゃめちゃ大変そうだったけど)
このコーレスに限らず、今回のライブではメンバーのらぶおじへの愛ある接し方に同期の絆と優しみを感じて、隠れらぶおじファンとしてはめっちゃ嬉しかった。
ワンマン常連になってくれたらいいのになあ。
final:: ♬.*゚today is まにまに
ZiDolワンマンの最後はこの曲が定番になりつつあるかも。
人気度やMVの再生回数もダントツなこの曲が、ZiDolの代表作と言って過言ではないと思うし反論の余地はないだろう。
前回のワンマンで盛り上がったコーレスは無くノーマルバージョン。
今回の似非デレラ含めコーレスは決して定番化したいわけではなく、ライブに限ったお遊びとみていいだろう。その方が個人的にもよろしく感じる。(一般的なコーレスにはほど遠いし、内輪受け満載でご新規さんにも優しくない)。
閑話休題。今回も新衣装&新スタイリングで踊る『まにまに』は言わずもがな素晴らしかった。
大きなミスもなく一番安定していたように思う。まあ、一番ライブで披露しているのもこの曲だろうし熟練度が違うんだろうな。
(前日のDAIENKAIでは怪しかったみたいだけど笑)
毎回ド頭の文豪の振りがクネクネ、というかカクンカクンしているように見えるのが個人的には少々気になるも可愛いから良し。
そこの部分の振りは黄色い閃光こと中谷さんのキビキビした動きがお手本かも。悔しいがかっこいいw
encore:: ♬.*゚ダリアマリア
アンコールは暗転無しで板について始まったので、最初の文豪の手や表情がとてもよく見えた。
ダリマリ文豪で一番好きなのは、センターポジションからの歌いだしかもしれない。
すらっと長い両手指を顔の前で組み、サビとともに大きく開いていく。
伏せた目も徐々にまっすぐな視線となり、一瞬笑みが浮かぶ。
この一連の流れがカッコよすぎて好きすぎて、配信で何度も何度も見惚れてしまった。
文豪のお手振りと表情管理大好きすぎて一生推せる。
実は今回、初めての現地参戦だった。昨年の東京ワンマンを配信で見た日から、ずっと憧れを抱いていた生ZiDolの夢がとうとう叶ってしまった。
スタンディングライブも初めてで少し体調を崩していたこともあり体力的には少々きつかったが、それを凌駕するほどの興奮と楽しさだった。こんなの味わったら、もう配信だけでは満足できなくなってしまう。
案の定、来年3月のワンマン、東名阪ツアーの告知を見た瞬間、絶対に参戦する決意を固めた。(チケット当たりますように…)
次は団扇も作りたいし、チェキも買いたい。
8月に控えるトークライブを最後にZiDolは休止に入る。けれども、ワクワクしながら1年過ごすことができる幸せを存分に与えてくれるZiDolには感謝しかない。
次はどんな驚きと笑いと輝きをくれるのだろう。めちゃくちゃ楽しみ。
やはり私にとってZiDolは、最高最強のアイドルだ。
おわり