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32.FXにおける絶対的敗者が持つ思考パターンとは?【FX専業トレーダーへの道】


「FXにおける絶対的敗者が持つ思考パターンとは?」


この記事のタイトルを見てここへ来てくれたあなた。


この思考パターンについて、ズバリどういう思考パターンであると考えているだろうか?


この問いに関する回答は、おそらく人によって全く異なっている。十人十色、千差万別である。


ただ一つ言えることは、私たちはこの問いについて、自分自身でもっと具体的にイメージしておいた方が良いということである。


何故なら、このイメージの通りにならないように行動することこそが、私たちの日々のトレード生活における一つのブレない指針になるからである。


もしあなたが、この絶対的敗者が持つ思考パターンについて、「適切な位置で損切りをしないこと」とイメージしているのなら、日々のトレードにおいて、適切な位置で損切りをすることに対して100%集中することこそが、あなたの日々のトレードにおける一つの指針となる。


逆に言えば、それさえ守っておけば、あなたが絶対的敗者になることはない。


要は、私たちがFXにおいて絶対的敗者にならない為には、まずは「FXにおける絶対的敗者とは何か?どういった行動をとっていて、またどういった思考パターンを持っているのか?」という点を具体的にイメージし、そのイメージから自分を遠ざけるような行動を取っていくことこそが肝要だということである。


そして、絶対的敗者が持つ思考パターンについて、私はこのように考えている。


「トレードにおける自身の過去に行った判断に対して後悔すること」


これこそが、私のイメージするFXにおける絶対的敗者が持つ思考パターンである。


「うーーわ損切りした後に順行しちゃったよ…マジで持っておけばよかったわ…握力足んねえな俺。」


「うーーわ押し戻り待ってたのに来なかったわ…そのまま入ってればよかった。」


「うーーーーーーーーわもっと伸ばせると思ったのに行ってこいでロスカットされてもうた…きっしょいわマジで。FXとかランダムウォークやん…。せや!ハイレバでその分儲けたればええんやっ!!」


この中に心当たりがある事例はいくつあるだろうか?


ちなみに私はこれら全てに心当たりがありすぎて文を見るたびに精神的苦痛を覚える。


これらの共通点は、今現在の値動きの結果から自身が過去に行ったトレード判断を全否定してしまっていることにある。


ここでまず理解して欲しいのは、トレード判断が間違っているかどうかは、値動きの結果でも損益の結果でもなく、あくまでも「自分のトレードルールに従ったかどうか」によって判断しなければいけないということである。


①損切りした後に順行してしまった→適切な位置で損切りしたのならナイス。


②押し戻りを待ってたのに来なかった→適切な位置まで引き付けた結果だからナイス。


③もっと伸ばせると思ったら急な逆行でロスカットされてしまった→適切な位置まで伸ばそうとした結果だからナイス。


先程の上記3つのトレードは、このようにむしろ自身のトレードルールに沿ってトレード判断を正しく行えたとして、自身を褒めるどころか礼賛すべき事例なのである。


逆に言えば、トレードルールに沿っていなかったのならば、それが仮に利益が出てようが損失を抑えられようが失敗である。


いかに莫大な資産を築いたとしても、それが全て強盗や放火、殺人などの法を犯した結果だったとしたらどうだろうか?


一体誰がその行為を称賛してくれるのだろうか?


一体どうやって自分に自信を持って今後生きていくことができるのだろうか?


つまり、トレードルールとは、私たちがFXにおいて長期的且つ継続的に勝つ為に遵守すべき法律であり、ひいては憲法なのである。


私たちがトレードルールに従ってしっかり行動したのならば、もうそのトレードは成功している。


その場合において、結果だけを見て変に自身のトレード判断を否定したり、自信を持てなくなったりする必要は全くない。


むしろ、そういう後悔マインドこそが、今後のトレードにおいて大きな悪影響をもたらしているのである。


①損切りした後に順行してしまったのならば、「何故そこで自分が損切りをしたのか?損切りは間違ってなかったんじゃないか?」「何故そこで順行してしまったのか?」「次はどうしたらその順行に乗ることができるのか?」「そもそもその順行に対して無理して乗っかる必要はあるのか?」


②押し戻りを待ってたのに来なかったのならば、「何故押し戻りが来なかったのか?」「次はどうしたら浅い押し戻りでエントリーできるか?」「そもそも浅い押し戻りでエントリーする必要はあるのか?」


③もっと伸ばせると思ったのに急な逆行でロスカットされてしまったのならば、「何故伸びなかったのか?」「次はどうしたら途中で利確、または損切りすることができるのか?」「そもそも伸ばそうとして握っていた判断は正しかったんじゃないか?」


後悔する暇があるのならば、このような改善策を打ち出し、検討していくことの方がよっぽど将来の利益につながるだろう。


まずは自身のトレードルールに沿ったトレード判断を100%信じる。仮に短期的に結果が振るわなくても、である。


これこそが、FXにおいて絶対的敗者にならない、ひいては長期的且つ継続に勝つことができる思考パターンだと私は信じている。




いかがだったでしょうか。


今回私が伝えたかったことを一言に集約すると、


「結果だけを見て後悔しないで!!」


これです。


むしろ、結果だけを見て簡単に後悔することって、ある種の「思考停止」であるとも考えられるかもしれません。


後悔することはめっちゃ簡単です。


しかしあくまでも勝つ為には、後悔ではなく思考していかなくてはいけないんですよね。


トレード判断の選択肢って、めちゃくちゃあるじゃないですか。


エントリーと損切りと利確だけじゃなくて、途中での決済の仕方とか、部分利確とか、ピラミッディングとかナンピンとか。多分もっといっぱいありますよね。


つまり、この中からその場に適した最適解を導き出すことって非常に難しいんです。


だからこそ、トレードルールを固めて、どういった時にどういった行動を取るのかを予め決めておくわけじゃないですか。


なのに、その通りに行動をとったにも関わらず、いざ結果が一時的について来ないからといって自分のトレード判断、ひいては自分自身でさえも否定してしまうのは、あまりにも非合理的で非生産的だと思いませんか?


こんなことは今日からスパッとやめて、向上心持って楽しく思考して、楽しくトレードやりません??


マジで過去のトレード判断を後悔することって一銭にもならないですし、むしろ後々のトレードに悪影響が出るから損失も発生するし、なんというか本当に意味不明なんですよね。


あっ、これちなみに私に言ってるんですよ??腹立つんですよねこういう思考をしている自分自身が。


みんなはもっと楽しくトレードしてねっ!!!



ということで今日はこの辺で。


最後まで見ていただき、ありがとうございました。

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