My Base1007 @ FUJITA

まだ日本では少ないアメリカのOn Base University認定コーチ(ピッチング·ヒッティング)を取得し、野球に必要な動作を改善·サポートする活動をしています。スクリーンテストがスタンダードになるように!!アウトプットは自分自身の頭の整理のため

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まだ日本では少ないアメリカのOn Base University認定コーチ(ピッチング·ヒッティング)を取得し、野球に必要な動作を改善·サポートする活動をしています。スクリーンテストがスタンダードになるように!!アウトプットは自分自身の頭の整理のため

最近の記事

エラー動作について

エラー動作とは、簡単な言葉で言い換えると"損をする動作”と言えるのではにでしょうか。 動作 動作そのものというのは、大小問わず人が何か目的を達成するために手段として行うその動きのことになります。例えば、自身の後方にあるコップを取るために手を伸ばす動作や振り返ってコップを取る動作などがあります。どちらもコップを取るという目的を達成するために動作をします。 ではエラー動作とは何か? エラー動作 目的を達成すればどのような動作でもコップを取るという結果は同じかもしれません

    • フィジカルスクリーンテストの役割と重要性

      スクリーンテストとは BASEBALL MOVEMENTSでは、野球におけるフィジカルスクリーンテストで、野球で使われる動作をテストすることにより打撃ではパワー・コンタクト・効率性に対して、投球ではパワー・スピード・ヘルス・デフトに対してエラー動作が発症する確率を予測します。 野球をやるための動作は色々あり千差万別ですが、良い動作は物理的に1つしかないであろうと考えられています。できるかどうかは別問題。 映像や測定による数値は結果であり、医学的な言葉を使えば悪い結果が病

      • 7.コネクション(Connection)

        コネクションでは横から見て、腰・肘・グリップの位置が一列になっていることが望ましいです。 これは、骨盤の回旋が終わり、上半身の回旋が減速して上肢が加速してくる切り替わりのシーンになります。 このコネクション動作の後に肘は胴体を通過してボールにコンタクトしていくことでアームパワーを活かすことができます。 逆に肘の位置がコネクションと同じ場所のまま胴体にくっついた状態でコンタクトするとバットを最大限加速することは困難になります。 まとめコネクションとは下から積み上げたパワーを

        • 6.ファーストムーブ(First Move)

          この動作は前方の足の踵が地面に着いた後に行われる動作で、下半身の回旋角速度を上半身の回旋角速度が追い越し始めるタイミングで、同時に腕は引っ張られることで加速し始めるフェーズになるかと思います。 パワーを出力していく時に、回旋動作は最初に下半身(骨盤帯)が回旋角速度を上げて加速したのちに減速して止まります。 下半身が最大速度に向かっていくタイミングでそれを追い越すように上半身が回旋角速度を上げてくる。上半身の角速度が最大になった時には下半身の角速度は減速し始めています。 この

          5.ヒールプラント(Heel Plant)

          前回はトータッチ/レディーポジション(Toe Touch/Ready Position)について書きました。 今回はその次のヒールプラントになります。 ヒールプラントとは、打者の前方の足の踵が地面についた瞬間のことを言います。このタイミングからいわゆるスイングフェーズに入っていくことになります。 ヒッティング動作のフェーズに関しては以前書いたものを参考にしていただきたいです。 ヒールプラントのタイミングでは、いわゆる前方の”かべ”というものが形成されるタイミングにもなりま

          5.ヒールプラント(Heel Plant)

          4.トータッチ/レディーポジション(Toe Touch/Ready Position)

          案外このフェーズとヒールプラント(踵が設置している)フェーズが混同している人が多いかと思いますが、大きな違いは並進運動の最終局面か回転運動への切り替わりかということです。 難しい内容ですが、いわゆる並進運動が最終局面を迎え、姿勢の軸が投手方向から捕手方向に切り替わりながら横の動きを回転運動に切り替え下半身から上半身にエネルギーを伝えていく局面になります。 ここで言いたいのはまだスイングが始まっていないということ。 すなわち、極限では下半身だけが動き出し上半身から先はまだ捻

          4.トータッチ/レディーポジション(Toe Touch/Ready Position)

          3.ポジティブムーブ(Positive Move)

          ヒッティングにおける準備フェーズには 1、スタンス 2、ネガティブムーブ 3、ポジティブムーブ 4、トゥータッチ/レディーポジション があります。 今回はポジティブムーブについて紹介したいと思います。 この動作はネガティブムーブで得たエネルギーを並進運動させる動作のことを言います。 ポジティブムーブの始まりは、ネガティブムーブの終わりから前方の足のつま先が着くところまで。 足を上げないで爪先をついたままであれば、前方の踵が地面にしっかり接地するフレームの前までを言います。

          3.ポジティブムーブ(Positive Move)

          2.ネガティブムーブ(Negative Move)

          日本的な言い方をすると、タメを作る動作のこと ネガティブムーブが発生する理由は、受動的な動作の始まりだからだと言うこと。つまりタイミングを合わせるため! 投手のモーションは能動的なので自分のタイミングで動き始めることができる。ボクシングのジャブや陸上のクラウチングスタートも”静から動” ヒッティングはじゃんけんのように”動から動”であるとタインングがとりやすい。 逆を言えば、投手は打者が行うネガティブムーブが乱れるように投げることができると優位に立てる。いわゆる立ち遅

          2.ネガティブムーブ(Negative Move)

          1.スタンス(stance)

          前回はヒッティング動作における2つのフェーズと11のキーポジションを流れで説明してみました。 今回からはそれを一つずつ深読みしてアウトプットしていこうと思います。 いわゆるスタンスとは、構のこと。 スタンスには何が求められるのでしょうか? イメージ画像はいろんな選手のスタンスを切り取っています。 どんな形がいいのだろうか? 一度はいろんな選手の真似をしてみたことはあると思いますが、結論から言うと、どれでもいいのです。 スタンスで重要なのは、この後の動作で何をしたい

          1.スタンス(stance)

          ヒッティング動作のフェーズ

          ヒッティング動作における動きの局面をどのように分けるのか? いろいろなフェーズ表現があると思いますが、On Base Universityで言われているものを参考にヒッティングのフェーズを説明したいと思います。 個人的にはこれが野球界で共通認識になることを願っています。 準備とスイング 「準備」という言葉を使っているが、英語表記では"preparation phase”というらしい。準備段階や予備段階ということになる。 まず、ヒッティングはスイングをしているかどうかで区

          ヒッティング動作のフェーズ