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【号泣】prime videoで『劇場版TOKYO MER』観ましたー。(オチバレなし)
はじめに
prime videoで『劇場版TOKYO MER』観ましたー。鈴木亮平さん主演の、危険極まりない重大事故・災害・事件の現場に駆け付け、負傷者にいち早く救命処置を施す大人気シリーズの本作。
”待っているだけじゃ、救えない命がある”という崇高な理念に強く共感し、テレビシリーズのときから家族でファンでした。prime videoで配信が始まったので早速視聴したところ、家族が号泣したのでその衝撃を綴っていきたいと思いました。
個人的な評価
ストーリー A+
脚本 A
構成・演出 S-
俳優 S
思想 S+
音楽 S
バランス A
総合 S
S→人生に深く刻まれる満足
A→大変に感動した
B→よかった
C→個人的にイマイチ
内容のあらすじ
TOKYO MER(Mobile Emergency Room 移動式緊急救命室)が正式運用を開始してから2年の歳月が流れ、メンバーそれぞれが月日を得て各々更なる成長を遂げていました。
そんなある日、横浜みなとみらいのランドマークタワーで前代未聞の大規模火災が発生。地上70階の展望フロアには193名が取り残されているとの情報も入ります。
要請を受け出動し救命活動を展開する喜多見幸太(鈴木亮平さん)率いるTOKYO MER。そんな彼らの前に現れたのは横浜市に創設された厚労省直轄の救命救急チームYOKOHAMA MERでした。
展望フロアに取り残された人々を救出に向かおうとする喜多見に対してYOKOHAMA MERチーフの鴨居友(杏さん)から待ったをかけられてしまいます。
TOKYO MERの絶対的リーダーである喜多見の理念「待っているだけじゃ、救えない命がある」に対し、YOKOHAMA MERの原則は「危険を冒しては、救えない命がある」であり、まさに正反対の信念を持っていました。
そんな中、193名の中に再婚し喜多見の妻となった身重の高輪千晶(仲里依紗さん)の姿もありました。 喜多見は医者として、夫婦として最大の決断を迫られる事になります。
2年前打ち砕かれた死者ゼロという信念。全ての命を救い、誰も死なせない為にTOKYO MERの闘いが始まります。
感想
内容的には、テレビシリーズ同様、鈴木亮平さんが周囲に反対されながらも自分の命が危うくなるような現場に自ら乗り込んで行って、戦火の衛生兵並みの過酷な救命活動を行うという無茶をするストーリーでした。
最初は無謀だと批判されながらも、最期はその無償の献身に誰もが心を打たれて応援し協力してしまうという凄まじい神風特攻隊ぶりでした。泣きました。
体力、知力、人間性、精神力、統率力とすべてを兼ね備えたスーパーマン的な至高の医師である喜多見は、自分を否定するようなことを言われても「…ですね!」と、相手の主張を全部受け止めたうえで受け流すという柳に風をやり、自らの信念を貫いていきます。普通の人には到底真似できることではないな…と感じながらも、感動しました。
作品の雰囲気は完全にアニメでいうエヴァであり、いつ自分の命日になるか分からない、しかし自分が頑張らないと人類に明日はない、という背負いきれない重責を常に負わされているような緊張感があります。劇場で観れなかったのがやや心残りですが、傑作で大満足しました。