特濃会議ゼミ受講レポート
今回は、マーケティングコーチ横田伊佐男さんが主催する「特濃会議ゼミ」に参加したので、その学びと所感をシェアします。
ゼミ概要
このゼミでは、参考図書「マーケティングコーチ横田伊佐男の特濃会議学」を元に、会議の運営方法を深く学びました。
受講の狙い
私がこのゼミに参加した理由は、会議運営のノウハウを再学習し、社内の会議の在り方を再考するためです。また、実際に会議の価値を高めるファシリテーションスキルを身に付け、それを社内に伝播することも目指しました。
現時点で感じている課題
現在の会議にはいくつかの課題が存在します:
会議の目的が不明確
共有を目的とした会議が多い
参加者の選定ができず、不必要に人数が多い
何となく1時間設定される
議論が脱線し時間が浪費される
結論が出ない、記録されない
これらの課題を解決するために、ゼミで学んだ内容を以下にまとめます。
主な学び
1. 会議は議題が8割
ダメな会議の例として「〜について」「〇〇定例会」があります。議題の末尾に「?」を付けて疑問文化にすることで、会議の目的やゴールを明確化することが重要です。
2. 議題をダウンサイジング
会議には「人」「時間」の制約があります。そのため、「目的」「主語」「数字(具体化)」を要素として考え、「What(問題特定)」「Why(要因追求)」「How(対策立案)」のどの要素の議題/パートなのかを明確にすることが必要です。
3. ゴールを見える化
シナリオを描いて準備をし、議論は広げてから畳む(発散⇒収束、聞く⇒言語化)ことが大切です。広げるタームでは「NeverSayNO!」、畳むテクニックとしては抽象化(グループ化)を使います。
4. AIの活用
生成AIをファシリテータとして活用し、議題の整理や想定される質疑、発散⇒収束テクニックの提示、適切なアイスブレイクの提案をしてもらうことができます。
所感
このゼミを通じて、以下のようなことを実感しました
決める会議をするための参加人数✕時間がコストであることを頭で理解するだけでなく、実際にコントロールするためのテクニックを学びました。非常に実践的な内容でした。
グループワークやSlackを通じて多くの異業種交流ができ、多角的な視点を得ることができました。
講師を含めてSNSでつながり、その後のフォローアップを受けることができる道が開かれました。
およそ1.5カ月、計11時間(+自習、宿題あり)で参加費は3万円。これは破格に感じました。
今後のゼミのご案内
今後のSchooゼミの予定です。興味がある方はぜひチェックしてみてください!
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