見出し画像

思い切って、おもいきりやる。~山籠り執筆旅行~

先日、湯河原へ『山籠もり執筆旅行』に行ってきた。

遡ること一か月、それはひょんな思いつきからだった。

わたしが自己表現の一環として、自分が楽しんで思いっきりやってみたいことってなんだろうと自分に問うてみたときに、

「山籠りでもして、思いっきりモノを書いてみたいなぁ。」

という気持ちが湧き上がってきたのである。


そう、 思いっきりやりたい。


山に籠るって、登山!?山小屋?
具体的に考えていくとやっぱり無理かも…と一瞬諦めかけたのだが、
こちらの原稿執筆パックというワードにときめき、今回はこちらにのっからせて頂くことに…。
THE RYOKAN TOKYO YUGAWARA | 原稿執筆パック | CHILLNN Snack

在来線で1時間半くらいでいけちゃう気軽な距離なんだけれど、
自分でも驚くくらいなんだかわくわくして、ホームで電車を待ちながら思いつきでいつもの東海道線をグリーン車でお弁当を食べながらいっちゃおうかなと考えるほど(結局普通のボックス席にしたけど笑)。

湯河原駅から送迎車に揺られること10分ほど。
めちゃくちゃ山奥に入ってきた。
周囲にも歩いて観光できるものはなく、これは宿以外どこにもいけない…。
これぞ山奥…!求めていた環境!

見渡す限りの山々
シンプルな和室


1泊2日という限られた時間だったが、3食付プランで2日目の昼食もついていたのでほぼ24時間みっちり滞在が出来、満足。

出掛ける前にたてた、「〇〇を〇件」という何をどれくらい書き上げるかという指標は達成できなかった。

しかし、重要度が高いにも関わらずずっと書き上げられなかったものについて言語化しきれたというのは、〇件書きあげるという"達成を目的とすること"よりも、意味のあることだった。

そのまま思いきって、やってみたいけど躊躇していたことである、動画も撮ってみた。
チェックアウトまで30分余っていたから。
家とかのプライベート空間ではないから、なんだか勢いでやってしまえた。

ずっと悶々としていたことにむきあえた。

大事なことほど、後回しにしてしまう自分の癖に苦笑い。

ご飯を食べるときも、目の前の窓から見える景色は山しかない。

これも日常にはない風景。

山を前にしてご飯をいただく


日常的な感覚は、自分にとっての常識的な感覚を生み出しているのかなと思う。

だから、なにかを思い切って思いきりやるときには、
自分にとって非常識な感覚もときには必要であり、
それを気軽に出来る方法は『日常圏内の外に行ってみること』でないかと思う。

なにも非日常は、南の島のバカンスにいくとかばかりではない。
日常の範囲にないものは、全て非日常だ。

わたしは時間の過ぎ方として、「移動」ってすごいなと思う。
例えば1時間昼寝してもあっという間なのに、同じ1時間あれば電車や飛行機で色んなところに行けてしまう。

24時間あれば結構なんでもある程度できる。
おなじ24時間を過ごすなら、あなたはどんな非日常で何を思いきりしてみたい?


またいつもなら、楽しいことのあとは帰ってきて数日は余韻で日常との落差に虚無感を感じたりぼーっとすることも多いのだが、
今回は良い状態が続いているというのも発見だった。翌日の仕事もより、はつらつとできた。

思いきりできたことで、せき止めていたものが取れて、どんどん前のめりにやっていけそうな感覚なのだ。



思いきりで文学フリマにも応募してしまったので…(抽選だけれど)
また山籠もり執筆旅にはお世話になるかもしれない^^;

これも日常生活圏外だけれど、思いきって自己表現に挑戦し続けます!












いいなと思ったら応援しよう!