キングダム考察 〜792話:番吾の戦いにおける朱海平原戦とのオマージュ予測
【考察その22】
本誌ネタバレです。
オマージュ確定箇所が多くなってきたので3回目の
記事リニューアルになります。
最新話に応じてアップデートもかけています。
1回目はこちら↑。
番吾の戦い開戦前の
「起こるかもしれない」or「起こってほしいオマージュ」は
記録のためそのまま残しています。
2回目はこちら↑。
どちらかと言うと「王翦と楊端和確執」考察が
メインのつもりで書いていた記事だったので
独立出来てよかったかもしれない(笑)。
「起こるかもしれない」オマージュ案については上記と同様です。
784話以降の新たなオマージュ予測の追記もあります。
下の目次で飛べるようになってますので読んでみてください。
考察:顕在化ずみのオマージュ
顕在化オマージュのみについて、
番吾戦終了後、別記事に起こしました。
考察:今後起こる可能性のあるオマージュ
■王翦本陣への趙将急襲に味方将の援けが間に合う・未達(789話)
当初、この記事を書いた当初(784話時点)は、
「王翦を王賁が援けに向かう」オマージュとして書いてました。
ただしもともと、それよりも前↑の考察で、
「王翦を王賁が助けに行く」シーン(57巻616話あたり)の
二番煎じになるからやらんだろうなーと思う気持ちもあったけど
それでも確定する希望を込めてこの考察を書きました。
789話ラストシーンを見た時点で、王翦が息子よりも格上と認識している
自分の側近の亜光と倉央の援けがきた時点で
朱海平原との「似ているシーン描写」なのは確定だったと思います。
朱海平原のように、援けに入った将以外の将
(朱海平原の場合は蒙恬)により、
王翦が救けられる「オマージュ」になるまで温めるつもりだったのですが
どうやらその展開にはならなそうなので(大泣)
この考察はクローズとなります。
以下記載の文は参考までに残しておきます。
朱海平原の戦い 15日目:
王翦本軍への趙軍の猛攻(57巻615話〜)シーンをまず振り返ります。
★
傅抵の助攻から、馬南慈の「圧倒的な主攻」が
「誰にも止められない」勢いで王翦に迫り(57巻38ページ〜)、
その勢いでまさに王翦に迫りつつある時、
王翦もついに自ら矛を手にし、戦線へ降りてきました(40ページ)。
【シーンA】
★
その様子を遠目で見て、自分自分も狙われつつ窮地であるにも関わらず
李牧は「勝った」と勝利を確信していました。(42ページ)【シーンB】
★
馬南慈軍の勢いは止まらず、傅抵らも迫ってきて、
馬南慈・傅抵どちらが王翦の首を取るかと言うところに、
十数騎で王賁が間に割って入りました。(50ページ)【シーンC】
ここから今回の、789話の番吾の戦いの現在の局面と照らしてみます。
【シーンA】で、朱海平原で馬南慈の猛進の様子が、
司馬尚が猛進する様子に重なっており、
【シーンB】は、番吾城にキタリ達が迫る報告を聞いた後、
王翦本陣にカン・サロも向かう報告を聞いた李牧が
「勝つのは青歌」と言うところに被ります。
個人的に気になったのは、
「勝つ」のは「青歌」と言っている点ですね。
趙軍が「勝つ」とは言ってないのです。
・・・なんかもしかすると、李牧は
「”番吾城”は明け渡し、戦的には負けに見える」戦局も
描いていそうな気がします。
王翦的な「負け」を悟られて、王翦軍が撤退しないための策略が
これなのかもとかも考えられそうですよね。
話を戻します。
【シーンC】に対する番吾戦での対比は、この話の最後、
肉薄する司馬尚の前に立ちはだかるのは王翦の側近である亜光と倉央。
武力に関して王翦軍の双璧と言える武将でしょう。
このシーンに対して朱海平原では、救けに入った王賁に王翦は
「理解に苦しむ、愚か者が」(52ページ)と蔑んでいましたが、
番吾ではこの死地に2将が入り込んでくれたことで
「勝つのは私だ」と勝利を確信している描写になってました。
その点からこのシーンはオマージュかな、と理解した次第です。
この後の展開として、朱海平原ではさらに蒙恬が助けに入り、
そこで馬南慈に一矢報い、戦況を五分に持っていきます。
番吾では話の流れ的に、
右翼から亜花錦が来るのが現時点では一番有力かと思います。
(下に記載の「羌瘣」案?(欲望??笑)も書いておきながら、
本編の流れには抗えない(涙))
次回以降、そこまでを見届けてから、
新たな確定オマージュの記事として書き起こそうと思います。
■信の李牧急襲失敗後、秦右翼戦局の建て直しが起こる(784話)
以前↑「右翼の戦局を飛信隊が担う」と言うオマージュ予測を立てましたが
そのアップデート版になります。
朱海平原では、李牧が麻鉱を討った後を追った飛信隊が
李牧を討てず、結局秦左翼に戻り、
その後蒙恬によって崩壊仕掛けた秦左翼が立て直されました。
(49巻532話〜534話あたり)
今回の番吾の戦いでは、
「李牧急襲」については李牧側のオマージュとなり
上記の確定オマージュで書いた通り、飛信隊は罠に嵌められた訳でしたが、
この後の秦右翼については、きっと朱海平原での蒙恬のように
残っていた武将によって戻った飛信隊を活用し、
見事立て直しをしてくれるのではととても都合良い妄想をしている私です。
で、朱海平原の蒙恬に値するのは、
やっぱり王賁が、それを担うのがすごく自然なのですが
↑でも書きましたが、
王賁が参戦した理由は絶対あるはずなのは承知なのですが
今回無理に活躍する必要はないんです。
ライバルである蒙恬の二番煎じ的な活躍は、
王賁にとってもきっとあまり面白くはないでしょう。
ね?、ね?、そうよね?。
(↑一体誰に聞いている笑)
なので、ここはやっぱり羌瘣にやっていただきたいです!。
これまでの右翼における場の解説をほぼ王賁が受け持っていて
羌瘣の描写がほとんどなかったのはその布石だったと信じてます笑。
「知略型」の武将として、蒙恬の後互換としても充分だと思いますし
(注:羌瘣ファンフィルタバリバリかかってることはご了承を😅)
実際、朱海平原では、ここの立て直しの武功で蒙恬は
このシーンの流れの中で王翦によって「将軍」格上げされました
(49巻186ページ)。
史実で「将軍」となる羌瘣ですが、
ここで蒙恬同様に昇格してしまうのもありえると思えませんかね?。
ここも達成できたら、ここだけでダブルオマージュになりますよ!。
・・・ふっ、下に記載している他のオマージュ予測で、
「司馬尚を羌瘣が討つ」考察も書いているのに、
どう言うことよってやつですよね。
どちらかは確実に誤りになるじゃん(爆)。
・・・いやね、それは逆の発想でして、
これだけ書いてたらどちらかは当たってくれるんじゃないかと
期待を込めて、書いているものなのであります(笑)。
なのでどうぞ大目に見てやってください。
そして、こっちのオマージュでは、
朱海平原の初日の夜、戦場で行方不明だった蒙恬を信が見つけ出し、
信が蒙恬にこの日の成果を手を取って讃えるシーン(49巻169ページ)を
是非、信と羌瘣で再現してくださることを、めちゃくちゃ切望します!!!
■ラスボスと羌瘣の対決(784話)
2つ上の考察、王翦救出の続きです。
朱海平原での馬南慈の役は司馬尚に代わるとして、
蒙恬の役は、そう、我らが羌瘣ですよ!!!・・・と思ってました。
頭出しはX(Twitter)で前回(782話)やった呟きでした。
「司馬尚が羌瘣に討たれる」予測、これ、当たろうがあたるまいが、
羌瘣ファンとしては絶対にやっておかなくてはいけない、
予測義務として今回書かせていただきました(笑)。
龐煖と羌瘣の戦い、この57巻、実は私
羌瘣が痛々しくて正直まともに読んでないです。辛すぎて。。。
剣では負けてなかったとは言え、龐煖に「神落とし」をバカにされ
けちょんけちょんに負けてしまったのは本当に悔しくて悲しかった。。。
龐煖と同等以上の武将を倒し、リベンジを果たしてほしい、
これはもう、私個人の欲望です!!!(爆)。
でも、司馬尚を討った武功だって、羌瘣が将軍に昇格するに
十分相応しいと思いますし、丁度いいじゃないですか笑。
如何ですかね作者様、えへへへ(ヘコヘコ)。
今回の戦いで司馬尚が死なないのは分かっていることですが
本当に、せめて腕の1本でも落としてほしいと願ってます。
これが出来るのは、武力レベルで言えば信か羌瘣しかいないですよ?、
実際。
あ、バジオウもいけそうだけど多分それはないな。
考察まとめ
783話時点において、
秦左翼の楊端和軍や、李牧に出し抜かれた信と河了貂について
私は考察であえてスルーしています。
まぁ、純粋に本誌を見守っていると言う形ですね。
正直わからん、とも言う笑。
書こうかどうしようか迷ったのは、783話の「河了貂の落馬」、
これも一応、朱海平原の戦いのシーン再現なんですよね。
57巻84ページ、河了貂が矢で射抜かれた後のシーンです。
今回の落馬は戦いで河了貂が直接狙われたわけではないので
ひょっとしてひょっとすると「オマージュ」と言ってもいいかも、
・・・なのですが、
罠に嵌められてそれに気がついて
(どこが気づきになったのかは早く知りたいところですが)
それでずっこけた形の落馬なので、
シーン的にはオマージュでも、正直以前のよりも格好悪いよな
(苦笑)。。。
と言うわけでこっそりこのまとめでおまけとして書かせていただきました
(笑)。
中央以外のこの2局も本当にドキドキが止まらない状況ですし
引き続き頑張って静観したいと思います!。