シュタイナーによる瞑想の言葉(イースター2)
私たち人間は7つの惑星からの働きかけを受けながら宇宙から地上に下り、空間の存在と時間の生成の中に置かれました。死後はこれら7つの惑星領域を通って、再び天へと還って行くことになります。昔の人はこれを「星になる」と言いました。
Das Mysterium zu Ephhesus
エフェソスの秘儀
Weltentsprossenes Wesen, du in Lichtgestalt,
Von der Sonne erkraftet in der Mondgewalt,
世界が産み出す存在、光の形姿を纏うお前は、
太陽によって月の力の中へと強化され、
Dich beschenket des Mars erschaffendes Klingen
Und Merkurs gliedbewegendes Schwingen,
火星の発する音の響きと
水星の四肢を動かす動きがお前に賦与され、
Dich erleuchtet Jupiters erstrahlende Weisheit
Und der Venus liebetragende Schönheit-
木星が放射する叡智と
金星の愛を担う美しさがお前を照らし出し―
Dass Saturns weltenalte Geist-Innigkeit
Dich dem Raumessein und Zeitenwerden weihe!
土星の古からの霊との親密さが
空間の存在と時間の生成へとお前を捧げますように!
(「詩と瞑想」より、私訳)