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学校吉本新喜劇化計画
「しゃししゅしぇしょ」
これは吉本新喜劇で「さしすせそ」と諸見里さんが言っているのを文字に表したものです。
彼は、滑舌が悪く「さしすせそ」を言おうとすると「しゃししゅしぇしょ」になったり、「ひ」が「し」、「つ」が「ちゅ」になったりもし、新喜劇入団後はとりわけ滑舌の悪さをネタにして活躍されています。
さて、話は変わりますが、先生のなり手が不足しているニュースを毎日のように見ます。そのようなニュースや学力低下、不登校の問題など、学校教育に対する暗い雰囲気を打破できるのが学校吉本新喜劇化計画だと思っています。
学校吉本新喜劇化計画とは
吉本新喜劇の組織としての目的であろう「笑いをとる」ことに対して、マイナスの評価をされがちな「滑舌の悪さ」を武器に組織に貢献する。この発想を基に学校を作り直す計画です。
この計画では「絵が苦手だからこそいい」「走るのが遅いことが意味をもつ」「背が低いことがあなたの良さ」というように、ありのままの姿を大事にします。
今までの学校は「できないことをできるようにするために過剰に取り組んできた」ので、できないことや劣っていることは「穴」であり、「弱点」であり、「マイナスポイント」でした。これからは、穴を埋める必要はありません。その穴を穴として活かせる組織を考えます。
池乃めだかさんの身長が170センチだったらどうでしょうか。
彼は、149センチだからこそいいのです。
その身長を活かせるのが吉本新喜劇という組織です。
大切なことはその事実をどう捉えるか。認知の問題です。身長が低いこと、滑舌が悪いことを「よくないこと」と評価しているのは誰ですか?
学校で子どもがありのままに過ごし、その姿がそのままクラスの目標に活かされる。苦手なことを埋めるために泣くようなことはありません。
先生も然りです。先生も苦手を活かして組織に貢献します。
「何でもできる人でないと先生になれない」と思っている人がいれば「そんなことはない。苦手なことのあるあなただからできることがある」と私は言いたいです。