自分とは、
21年生きてきたが、結局自分ってなんなんだろうなと思う。
就活をしていると、よりそう思う。
自分のやりたいこととか、強みとか、キャリアプランとか、考えれば考えるほど分からない。
そんなことしても意味はないのに、周りと自分を比較して落ち込んで。落ち込んでもどうしようもないからとまた前を向けるように頑張って。そんな時選考落ちメールが来て落ち込んで。それでもまたなんとか頑張ろうと踏ん張っている。
就活を通して私は、今まで無意識に思っていたけど言語化していなかった自分の弱点に気づいた。
それは、
「自分に自信がない」
ということ。
ありがたいことに高校時代憧れた大学に通って、私に誘われると嬉しいと言ってくれたり悩みを聞いてくれたりする大事な友達がいて、大切に愛情深く育ててくれた、やりたいことをやらせてくれた両親がいて。
とても恵まれていると思う。
それなのに、他人と比べて「自分なんて、、、」と思ってしまう。自分に自信が持てたとしても、それは他人の評価からでしか得られない。
大学受験でそれまで受験全敗だった人生から受験に成功したことから、自分に少しは自信が持てるようになった。
高校3年生の時「キラキラ大学生になりたい」と言っていた自分が今の自分を見たらどう思うだろう。
ちょっとはキラキラ大学生になれた気がする。
自分も悪くないじゃん、というか自分が好きとか嫌いとかそういうの考えなかった。考えてもどうしようもないと思ってたから。
でも、就活になるとそうはいかない。とことん自分と自分の人生に向き合わないといけない。他人から見たらそうではないのかもしれないけど、自分が何を持っているのか分からなかった。
それよりも自分の持っていないものを持っている人を羨んでばかり。
なんでこんなに真面目にちゃんと生きてるのに、もっと適当に生きている人の方が楽しそうなんだろう。なんで成功しているんだろう。
そんなことを思ってしまう。分かっている。適当にしてそうな人でも私の知らないところで努力しているんだ。自分から見えている世界が全てはない。もしかしたら要領の良さとか愛嬌とかで乗り切ってきた人もいるのかもしれないけど、それもまたその人が「持っている」ものだ。
他人と比較しても意味はない。他人の評価で得られる自信だけだとどこかでつまづく(多分今)。自分の持っているカードで戦うしかない。考えても仕方のないことは考えず、今やるべきことをやれ。頑張っていればきっといつか良いことがある。誰かが見てくれている。
全部わかっていることだし、何度も自分を納得させて、自分を奮い立たせる。
わかっていても、何度もここに帰ってきてしまう。自分なんて、、、と思ってしまう。
誰かに肯定されたい。自分で自分を肯定しても、すぐに否定してしまう。絶対的な誰かからの肯定が欲しい。今欲しい誰かからの肯定は第1志望からの内定だ。
悩みなんてない!というように見せている人でもきっと知らないところで悩み苦しんでいる。分かってはいるけど、やっぱりそう思ってしまう。そう思ってしまう自分が嫌だ。
でもどんなに嫌だと思っても自分とは死ぬまで離れられない。
本当の意味でちゃんと自分を受け入れられようになりたい。
自分の力で自分に自信を持てるようになりたい。
こんなnoteを書いているのも結局誰かに見て欲しいだけかもしれない。誰かにこういうどうしようもない気持ちを吐露するのが苦手だから。誰かに言ってもどうしようもないと思ってしまうから。
とにかく今は就活だ。
自分のダメなところではなく、良いところに目を向けて、拙い言葉で自分を伝えなければならない。
頑張ったらどこかで報われる時が来るはず。
確信もないけど今はそれで頑張るしかないのだ。
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これは、noteを本格的に始める前の3月に書いたものだ。
この頃は内定もないし、面接も全然受けていないし、就職活動の終わりが見えず、ひどい自己嫌悪に陥っていた。今でも同じことを考えているが、この時よりは少し楽になった気がする。
同じ悩みをずっと持っていても、その悩みの重さは時間が経つと軽くなったり、余計に重くなったりする。
今は少し軽くなっているけど、また重くなってしまうこともあるだろう。
結局この「自分に自信がない」という悩みは一生尽きない気がする。
でもみんな同じなんじゃないか???とも最近思う。みんな悩みながらも何とか生きているんだって、自分だけじゃないんだって。
そう思ったら、まだ何とかなるような気がしてくるんだ。