誤魔化さない。
問題発見に最も大切なことは、誤魔化さないこと、である。
児童も、最近ようやく気づいてきた様子。
テストの採点ミスを正直に申告する子。
4年生にして九九を未修得であるという自らの問題に、ようやく取り組み始めた子。
テストに対する見方が変わった子。(成績のためでなく、現在地(実力)を確かめるため、に変わった)
給食の準備・片付けや掃除の取り組み方についての反省会で、良くなかったことを自己申告する子たち。
授業の振り返りで、授業で分からなかったことや、良くなかった授業態度などについて正直に書く子たち。
つまり、メタ認知。
現在地を正確に把握(認知)するから、次に進める。
成長できる。
という、考えになってきている。
誤魔化しても意味がない、と。
これは、無理やり強いることではなく、その価値に気づかせ、自らその選択ができるように促すことで、身に付かせることができる。
人は誰しも、現在地からしか進むことができない。
私も、実力を試す機会を持つ(挑戦する)ことで現在地を確かめ、自己改善をしていくことを忘れないようにして生きていきたいと思う。