マトリクス図の活用、について。

私がよく用いるマトリクス図は、横軸が「勉強をしたか」で、縦軸が「できたか」である。

ここでの4象限は、

①「勉強をちゃんとして、できた」

②「勉強をちゃんとしてないけど、できた」

③「勉強をちゃんとしているが、できなかった」

④「勉強をちゃんとしていなく、できなかった」

である。

児童がテストをした後、分析をする際にこの図を活用させている。

①にいる子は、よく頑張り、結果が伴っていると言える。
児童には、ここを目指すように学びを進めさせている。

②にいる子は、小学校段階では通用するが、中学や高校、その先で通用しなくなり、④に落ちる可能性があり、まずはしっかりとけテぶれを回していく必要がある。

③にいる子は、頑張っているのに結果が伴わない子で、放っておくと意欲を失い、④に落ちてしまう子である。勉強のやり方が間違っていたり、成果が出づらい方法でやっている可能性があり、また、粘っているためもうじき芽が出そうな子でもあるため、頑張っていることや粘れていることに価値づけし、励ましていきたい。

④にいる子は、まず勉強しなさい、である。やり方云々よりも、けテぶれを回して勉強し始めることが何より必須。



自分が現在、マトリクス図上のどこにいるかで次にどうすべきかが見えてくるため、他の説明をする際にも軸の言葉を変えて、これからも活用していきたいと思う。

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