自己省察からの自己改善。
自己省察を習慣化する。
自己省察とは、できたことやできなかったこと、それらを受けて次にどうするか、などをふり返り、考え、次に生かすことである。
クラスの子供たちは、どの授業の最後にも必ずふり返りをし、給食や掃除の後、大きな行事の後などにもふり返りをする。
…自己省察をすることが「当たり前」になっている。
自己省察が習慣化してくると、「何のためにやるのか」という目的意識がはっきりしてくる。
例えば、「今回は〇〇ができたけど、〇〇ができなかったので、次は〇〇したいと思う。」のように考えたのなら、次の行動に対する根拠ができる。
つまり、次の自分の行動に明確な意図(目的)を持って取り組めるようになるのである。
行動に無駄が無くなり、削ぎ落とされ、鋭くなっていく。
結果、自己改善につながってくる。
時間に追われ、苦しい時もあるが、少しでもその時間を確保することで、子供たちの自己改善の一助となれたらと思う。