小学校の体育科について。
まず、習得すべき技能について教師が言語化する。
次に、それを(かなり)細分化して、順序立てる。(相当細かいスモールステップ、を意識)
児童に教える際に、見通しを持たせるために、目的地(最低限の明示)と、そこに到達するためにどの順序で、どういった技能を習得するのか、を示す。
児童はその「相当細かいスモールステップを可視化されたもの」をもとに、順番に課題をクリアしていく。(自分で・友達と・チームで)
始めに示す目的地は、ここまでやれば一旦OK(S・A・B・Cでいえば、B)というもので、それ以上を目指す場合は個別に課題を与えていくイメージ。
また、全習法(試合や試技)や分習法(自分の課題の動きのみに特化した練習)を意識させて練習に取り組ませる。
基本的には「けテぶれ」なので、全習法⇆分習法でやっていくイメージ。
また、授業終わりには個人で自己省察をさせ、授業時間の取り組み方について振り返らせて、次に生かすようにさせる。
そうやって、各々が「現在地からの一歩(成長)」を意識し、問題発見⇆問題解決、をしていく。