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のんびり乗り鉄の旅…ときどき立ち寄り♨&駅そば&鉄印⑥【紀勢本線完乗2日目と月見とろろ伊勢うどん】

<2024年12月 紀伊勝浦→(紀勢本線)→多気→(参宮線)→鳥羽→(参宮線、紀勢本線、伊勢鉄道、関西本線)→名古屋>

12月30日(月)

◎紀勢本線・紀伊勝浦発07:16 普通→新宮着07:40 ◎新宮発07:47 普通→多気着11:06

 「紀伊半島は大きい」と前日編で書きました。紀勢本線は和歌山市-亀山間約380キロ、紀伊勝浦はようやく半分来たところで、乗車予定の三重県・多気までまだ4時間半かかります。
 紀伊勝浦の一番列車に乗って新宮へ。JR西日本はここまでで、JR東海の車両に乗り継ぎました。しつこくてすみません。ひそかにクロスシートではと期待していたのですが、残念ながらロングシートでした。
 進行方向右手に朝の熊野灘を見つつ、紀伊長島を過ぎると山間部のトンネル区間に入ります。同じ車両には私と同じように新宮からずっと乗り通しの方が2~3人おられました。

紀伊勝浦の上り一番列車
紀伊勝浦を出た車内はこんな感じでした
朝日を浴びるJR東海の普通列車(新宮駅で)
熊野灘の朝日
海沿いから山間部区間へ(紀伊長島駅で)
多気駅に着きました

◎参宮線・多気発11:33 普通→鳥羽着12:20

 駅の前後が単線区間となる多気では、JR東海から西日本エリアにまたがって走る紀伊勝浦発名古屋行き特急「南紀4号」、その逆の下り「南紀3号」,亀山行き普通、名古屋行き快速「みえ10号」と、次々と列車交換が見られました。
 伊勢、志摩に鉄道で訪れるお客さんは、かなり近鉄線にシフトしてしまっているのかもしれませんが、JR線も伊勢市、二見浦を経て鳥羽に至る主要観光ルートを結んでいます。大阪方面からのお客さんは別として、名古屋から来ますと近鉄の特急より30分プラスの所要2時間にはなるものの、追加料金なしの快速「みえ」(一部有料の指定席あり)がほぼ1時間おきに走っていて、そのあたりは魅力です。

紀伊勝浦方面から到着した特急「南紀4号」名古屋行き(多気駅で)
鳥羽行きの普通列車(多気駅で)

◎参宮線・鳥羽発13:07 快速→名古屋着15:06

 JR側の鳥羽駅を出て階段を上り隣接する近鉄鳥羽駅に向かいます。海側が見渡せる「かもめベイテラス鳥羽」がありました。一番窓側の席が空いていたので、そこで「月見とろろ伊勢うどん」をいただきました。年の瀬の穏やかな日差しが降り注ぐ中で、とろけるような食感が印象的でした。
 名古屋まではクロスシートの快速「みえ14号」です。先頭車両前方で運転席の前面展望が楽しめる座席に陣取りました。ただ、伊勢市、松阪、津、四日市と主要駅に停車するたびお客さんが増えてきたので前は見えなくなってしまいました。短い2両編成は名古屋到着時、ほぼ通勤ラッシュ並みに。混雑ぶりを見ていると近鉄特急とはまた違う需要が根強くあると思いました。

「月見とろろ伊勢うどん」ごしに海側を望む
鳥羽駅に停車中の快速「みえ」、右は近鉄電車
鳥羽駅に停車中の快速「みえ」
名古屋駅に到着した快速

◎東海道本線・名古屋発15:16 新快速→豊橋着16:11  ◎豊橋発16:23 普通→浜松着16:57

 名古屋に着いたのが、まだ午後3時台だったので、もう少し青春18きっぷの旅をと浜松まで足を伸ばしました。
 午後5時前に着いた浜松のホーム西側にはルビーレッドの夕空が広がっていました。2日間で走行距離約750キロ、2024年の乗り鉄旅はここまでで。m(_ _)m
 

 浜松駅の後方に夕焼けが…


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