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鎌倉散歩 鶴岡八幡宮ぼたん苑〜国宝館〜浄智寺 其のニ


国宝館を出ます。

きれいな河津桜かな。産まれたばかりの赤ちゃん抱っこしてる人いっぱいいた。やっぱり桜見せたいよね。

さあ、歩こう。

面白げな看板を発見。

神奈川県立近代美術館別館のお庭は無料なのでお邪魔する。オブジェを楽しもう。

後ろ姿
青空を捕まえてる
フォルムがいいね
何に見える?
V3color

暖かくて気持ち良いお庭でした

美術館の向かいに好きだったカフェがあったけど、いつの間にか閉店、哀しい。巨大なエスプレッソマシーンを見るだけで価値あったのに。ブレッド&バターのコンサートもやってたな、残念。

此処も更地に。切り株が瑞々しいのが哀し。

売地に諸葛菜が咲いてた。植物の生命力にはいつも感嘆。

 諸葛菜花むらさきに卒業期  山口青邨

3月9日過ぎたね。

トンネルやカーブってそそられる。

トンネルの中に不思議な缶を発見。星月のマークは、秘密結社っぽい。いやいや、旧鎌倉の紋章。国宝館にもあったよ。

円応寺、ここはおすすめだなぁ。閻魔様がやさしい方なのがわかった。顔は怖いけど。我々の悪行と同じ量の煮え湯を毎日飲んでるらしい。顔が真っ赤になるわけだ。

外国からのツーリストが多い

いつの間にか13時過ぎ、小腹が空いた。

前から入りたかった点心庵へ。けんちん汁の元祖。お水の入ったピッチャーには彩りの良い鎌倉野菜。お椀も鎌倉彫、店主は、質問すると気軽にいろいろ答えてくれる。店員さんの接客もとても良い。
奥の茶室も必見。子どもたちの声が聞こえる。楽しいらしい。

苔むした井戸
屏風と掛け軸
円窓から見える景色は早春


眼もお腹も充たされたので、建長寺を横目に見て浄智寺に向かおう。

建長寺山門

今日は、山門だけ。巨きな福とはありがたや。

これからも、行く先々で新しい出会いがあるね。

日本蒲公英
紫木蓮
雪柳と木瓜
諸葛菜

道々、お花をみながら、浄智寺に着いた。ここは、とても不思議なところ。順路を巡るだけで異界にトリップできる。祈りながらまわろう。


駐車場にあるやぐら

浄智寺は、鎌倉幕府第5代執権北条時頼の三男である北条宗政が亡くなった折、その菩提を弔うために1281年頃に創建されました。
 当時は中国(宋)からの渡来僧も多く、最盛期には七堂伽藍を備え、塔頭も11寺院に達しました。現存する鐘楼門(しょうろうもん)や本堂の様子などより、「宋風」という当時の中国の様式をうかがうことが出来ます。
 本尊の木造三世仏坐像は神奈川県の重要文化財に指定されています。また「木造地蔵菩薩坐像」(国指定重要文化財)や「木造韋駄天立像」(市指定重要文化財)は鎌倉国宝館におさめられています。
 境内は国の史跡に指定され、寺域は源氏山ハイキングコースにある天柱峰まで広がっています。その境地は昭和の初めから文化人に好まれ、映画監督小津安二郎、日本画家小倉遊亀などが暮らしていました。境内の墓所には作家澁澤龍彦など、文人たちが眠っています。

(文章出典:鎌倉ボンズくん境内マップ



山門はくぐるだけで浄化される。

本堂へ続く階段

著莪と紫陽花が咲く準備始めてる


阿弥陀如来、釈迦如来、弥勒如来は、それぞれ過去・現世・未来の三世に渡って人々の願いを聞き入れてくださるというありがたい仏様です。
 本堂の「曇華殿(どんげでん)」の名は、三千年に一度だけ咲く伝説の優曇華(うどんげ)の花に由来します。 三世仏にお参りすることとは、そのくらい有り難いことであるとの顕れと言えましょう。
 阿弥陀様の手は定印(じょういん)(悟りを開いた時の心の安定を表わす)を結んでいて、よく見るとお釈迦様は右手が下、弥勒様は左手が下と、少しずつ違います。
 一度火災で焼失し、今の像は南北朝時代に作られた木造です。仏様の両脇に垂れた長い衣や、床の黒い敷瓦などは中国から伝わった「宋風(そうふう)」の特徴です。

鄙びた感じの茅葺の書院


竹林に風が通る

岩山の小径

鎌倉江ノ島七福神のひとつ布袋尊。彌勒菩薩の化身だそう。

布袋尊はいける口なのかな

青い影の道を進むと源氏山へ


6月はきれいに咲くでしょう

鎌倉十井、甘露の井
美味しい水だったのでしょう
のどが渇いた


新しいカフェ、飲み屋さんのはいってる路地。いいね。


今日はカフェで休んで終了。そうだ東慶寺のお隣、吉野に行こう

いつ来ても落ちつくカフェ。お花がいっぱい。


テーブルにもチューリップが、もう春だね。


北鎌倉駅が近い。



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