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林住期なので林住記

2024年になったので、何気なく始めたnote。

自分の記録は、単なる日記代わりだけれど、他人様はどのように使ってるのだろう?と好奇心が湧き、書くだけではなく読み始めた。

うすうすわかってはいたが、ヒューマンウォッチング好きな性格が頭をもたげ、読み始めたら止まらないし、刺激を受ける。

そんなランダムな読み漁りの中、久しぶりに出会った言葉が「林住期」

あれは高校時代か?森本哲郎氏の『ゆたかさへの旅』に出てくるインド好きな青年に教えてもらったのが最初。

そうそう、記憶を蘇らせながら調べると、

インド人は、人生を4期間に分けて考えるという。

ちなみに、

●「学生期(がくしょうき)」

 まだ一人前ではなく、学び、心身の鍛錬を通して成長していく期間。

●「家住期(かじゅうき)」

 仕事を得て懸命に働き、結婚し、家庭を持ち、子を育てるために頑張る期間。

●「林住期(りんじゅうき)」

 世俗を離れ、迷いが晴れ、自分らしく自由に、人間らしく生きる時期。

●「遊行期(ゆぎょうき)」

 人生の最後の場所を求め、遊ぶように何ものにも囚われない人生の最終盤。

と区別する。

この「四住期」においては3つ目の「林住期」が人生の最高の期間とされる。

うっかりしてたけれど、わたくしもいつの間にか林住期に足を突っ込んでた。

そうだ!総活躍社会などと言われもない鼓舞をされ、75歳まで働くのがトレンドなどと洗脳されている場合ではなかった。

自分らしく自由に生きられる限られた時間を満喫しなければと力強く思う。

なるほど~。何気なく始めたけれど、林住期だから林住記を書こうという啓示だったのかも、と独り合点し、ぽんと膝を叩いた。

気づけば、電車は乗り換え地を過ぎてた。

まぁ、いいか。急ぐ旅でも無し。

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