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鎌倉散歩 鶴岡八幡宮ぼたん苑〜国宝館〜浄智寺 其の一



本日は鎌倉駅を10時にスタート。やはり、日差しが出ていると気持ちがいい。

若者たちも作戦会議で忙しい。今日はどこ行こうか。

まだ時間が早いので、小町通りを抜けていく。

人力車も、これからが本番。

準備中です。

カレーパンだけは大人気。朝のエネルギーチャージ。

国宝館に行ってみようと思ってたけど、ここ行かなきゃ。

鉢植えがお出迎え
仲良さそう
ワンダフル
可憐な姉妹
三人家族
三姉妹

風に揺られるぼたんがみんな家族のように見えるのはなぜ?


椿も 河津桜も 柳も 風に吹かれてる

湖石はどっしり 天に向かってる

抹茶のお店空いてたので、お店でひと休み。

誰もいないので貸し切り状態、贅沢な時間。

調度品も素敵。

お庭の眺めも素晴らしい。


目立たないけど、最高のお休み処でした。


では、国宝館へ

と思ったら雅楽の調べが聞こえてきた


ここ舞殿は、悲恋の人静御前の舞台

時は、1186年(文治2年)4月8日、場所はここ鶴岡八幡宮の舞殿。 

 静は、白雪曲(はくせっきょく・古琴曲)に舞うかのごとく白い袖をひるがえし、歌声は黄竹子(こうちくし・呉声歌曲)を歌いあげるかのように美しく、その声は空いっぱいに響き渡り、梁の塵を動かすほどの見事さで、見ていた者は上下の別なく感動。
しかし、静が歌ったのは義経を慕う歌。

 吉野山  峰の白雪 ふみわけて 入りにし人の 跡ぞ恋しき
 (吉野山の峰の白雪を踏み分けて、山深くお入りになってしまった義経様の跡が恋しい)

 しづやしづ しづのをだまき くり返し 昔を今に なすよしもがな
 (糸を繰り返し巻いてできる苧環(おだまき)のように、時をも繰り返して、華やかであった昔と悲しい今を変えることができればよいのに)


 頼朝は激怒、「八幡宮の御宝前で芸を披露するなら、鎌倉幕府の永遠の栄華を祝うべきであるのに、はばかることもなく義経を恋い慕って、離別の悲しさを歌うとは、とんでもない」

 政子は頼朝にこう言います。

 「かつて流人として伊豆にいらっしゃったとき、あなたと私は結ばれましたが、『平家全盛の時だけに、平家に知られたら大変なことになる』と恐れた父の時政は、私をひそかに家の中に引き込めました。

 それでも私はあなたを想い、暗い雨の夜に灯もともさず、激しい雨に打たれながら、あなたの所へ逃げていったのです。

歴史のある舞殿での祝典。様々な国から訪れている観光客に見守られながら一生の思い出。

末永くお幸せに

私も若宮にお参り


そろそろ国宝館へ行きます

特別展示は、ひな人形でした
星月の紋章


触って学ぶ

残念!館内は撮影禁止。常設展示は素晴らしく、仏像好きな人には必見です。仏像にあまり興味がない方もスマホで聞ける音声ガイドが充実してるので勉強になります。

https://mguide.jp/2/kamakura?lang=ja#/754

鎌倉市/鎌倉国宝館【HOME】 (city.kamakura.kanagawa.jp)
鎌倉国宝館 - 鎌倉市観光協会 | 時を楽しむ、旅がある。~鎌倉観光公式ガイド~ (trip-kamakura.com)

さあ次はどこ行こう。どこからか、沈丁花の香りが漂ってきました。

そのそばに句碑が‥。

 歌あはれ その人あはれ 実朝忌 

実朝も宋に行けたなら、人生が変わっていたのかも知れません。恵まれたと思える人でも、ままならぬ人の一生。

其の二へ

八幡様を抜けて、建長寺方面に歩いていきます。







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