人生という映画の監督になる。人生は全部自分次第。
「映画:自分次第」について、ふざけたお話です。
メンタル強化に取り組んでいて、今一番強く思うことは「全部自分次第だ」と感じます。
自分次第、英語でいうとit's up to me.
その意味は、自分に任せる、自分の事情で、自分で選択する、自分で責任を果たす。このような意味合いで捉えられることが多いようです。
それから自分次第の対義語をご存知ですか?
自分次第の対義語は「自己犠牲」「他人本位」。
対義語ですが、対義語の対義語を考えてみると「自分勝手」「自己中心的」「身勝手」「自分本位」など。自分次第から少し脚色されたイメージになりました。
ちょっと離れましたが、自己犠牲でも他人本意でもないことが、自分次第。
この言葉を象徴するような方がおりました。
介護・医療などの商品開発販売を行う、ハンディネットワークインターナショナルの創業者で車椅子社長と呼ばれた故 春山満さん。
「人生は自分次第」という言葉を聞いたことはないでしょうか?
正式には「全ては自分次第。自分が変われば世界が変わる。」
この言葉が春山満さんの名言だそうです。
春山満さんは筋ジストロフィーという筋力が次第に低下していく病で、首から下の運動機能を失った状態で、自らの会社を起こしています。
名言が他にもいくつかあります。
「失くしたものを数えるな! 残っている機能を120%活かせば絶対に生き残れる! 」
「目の前のことを素直に不思議がり、死ぬほど悔しがり、そして喜べ。」
「世の中がどう見るかなんか、ほっとけ。自分が変われば、世界は変わる。」
ビジネスで成功される方の生命力に圧倒されます。
自分の立場はどうあれ、人の役に立つことを考え抜くことでビジネスを発展させています。
そしてある意味、自分の弱みと思える自身の状態を最大限に活かし、自分で人生をコントロールしたとも受けとれるのではと感じました。
マインドについて色んなことを振り返ったり深掘りをしていくと、生きていくための道理は、みな一緒なのではと感じてきました。
それが、全部自分次第。
メンタル強化に取り組んでいると、良い意味で自分が崩壊していくのがわかります。
自分ひとりではどうすることも出来なかった自分に風穴が開いたようです。
全部がしっかり生まれ変わったわけではありません。
自分次第。
この言葉を受けて、今後自分がどのように活かしていけるのか?人生が自分次第をどうやったらうまくコントロールできるかの視点を持つ為には…自分が映画監督になったつもりで考えてみました。
うんうん、これは良い感じに自分次第を謳歌出来そうな気がしてきました。視点は客観的ですし、展開も、自分という主人公も、ゴールも全部自分で考えられます。
私は映画監督になりました。自分の好き勝手に映画をコントロールして、最後に感動を、そして全米を泣かせ、アカデミー賞の受賞を狙っています。言い過ぎましたが、映画は単調よりドラマチックの方が感動しますよね。もっと面白がってみましょう。
まずこの映画作成にあたって、設定を考えてみます。映画のジャンルはコメディです。RPG式のくだりを時々いれて、ドタバタ珍道中の笑いあり、涙あり、愛の溢れる映画にします。
主人公はこじさん。ワンコが好きな自由人。自他共に認めるポジティブです。人生は陰と陽、プラスとマイナス、ポジティブとネガティブのバランスをとる世界。人生で使用できるネガティブを使い果たしてしまったので、もうポジティブしか使えません。
こじさんは人生を変えたいと奮起します。始めはなかなかうまくいきません。ポジティブながら途中で何度も心が折れそうになります。
RPG式なので、続ける?諦める?寝る?の選択肢が何度もやってきます。
ポジティブなので選択肢を選ぶ手間をどうしたら省けるかと考え、諦めると寝るの2つの選択肢を破壊します。これで続けることしかできなくなりました。
こじさんは大変満足そうです。
成功がたくさんの失敗の先にあるなら、とりあえず100個失敗してみようとひらめきます。100個失敗するためには、100個のチャレンジをしなくてはなりません。
失敗から学ぶ表を手にして、100個のチャレンジを考えます。いきなり100個は考えきれなかったので、とりあえずどんどん挑戦し始めました。
たくさんの失敗をすることにワクワクしています。なぜなら、成功が近づいているからです。今度はどんな失敗をしようかな?
こじさんは仲間と出会いました。ワクワクたくさん失敗を重ねますが、HPが減っていました。仲間と出会うことでHPが回復します。
時に1人で、時に仲間と挑戦を重ねます。仲間と挑戦を重ねることで、こじさんのレベルがぐんぐんと上がっていきます。
突然おかしな魔女が現れました。
「ここから先は…これまでと同じ挑戦をしてはいけないよ。もし同じ挑戦をしたら、飼っているワンコが猫になっちゃうよ。イーッヒッヒッヒ🧙♀️」
新たな展開がやってきました。同じ挑戦(失敗)はできない展開です。これまでの挑戦と失敗から学ぶ表を広げて考えます。
強みの技は使い果たしました。弱みの技しか残っていません。失敗から学んだことを弱みを活かしながら挑戦します。
カーーーーーーーット!!
これでは映画ではなくゲームになっていました。ゲームみたいに攻略していくのも面白いですが、遊びすぎたのでこの辺で終わりにします。
自分が主人公になりきっていると、それはそれでドラマチックな体験が味わえるかもしれません。
映画監督になれれば、客観的視点を持って人生という映画を自分でコントロールできるのではと考えました。
これではアカデミー賞は受賞できなさそうですが、色んな映画を考えられるようになりたいものです。
最後に「全ては自分次第。自分が変われば世界が変わる」これを最大限に発揮していくために大切だなと感じたことを振り返ります。
自分が冷静に考え最良の選択をしていく時に、自分そのものが歪んでいたり壊れていては、歪んだ世界、壊れた世界になってしまいそうだなと思いました。
自分が最良だと思っていても、本体が壊れているからです。
健全な自分でいるために、よく寝てよく食べよく笑う!これがスタートラインとして大切だなと思いました。
そうでなくっちゃ、最良の選択なんてできないですもんね。あとは運動です。
主人公が運動嫌いでも、映画監督の指示ならきっとやるはず…。ストイックな体作りだって、アカデミー賞がかかっていたら全力でやるはず…。
これって逆算すれば、そういう努力ができれば自然と活躍の場が出てくるのではと思います。
努力が先か、活躍の場が見つかるのが先か?なんでもやってみなきゃわからないものですね。
今回あえてかなりふざけた感じにしてみましたが、この方がよっぽど楽しそうですよね。
楽しめた人が勝ち。
わかっちゃいるけどなかなか楽しめる余裕がない。と言っている間に、時間がどんどん過ぎてしまいそうですね。
いつ楽しむの?今でしょう!
強み?弱み?生かすも殺すも自分次第
本日も、お読みいただきまして
ありがとうございました