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ゲジゲジ虫の特徴
ゲジゲジ虫について
ゲジゲジは人間に危害を加えることはめったにありません。 それどころか厄介な害虫を駆除してくれる益虫なのです。 ゲジゲジが発生したということは、近くに獲物となる害虫がいる可能性が高いので、できれば駆除をしないほうがよいでしょう。
全部で30本もある長い脚が一斉に素早く動く様は非常に不気味ですが、ゲジゲジはゴキブリやダニなどの害虫を好んで食べる昆虫なので、むしろ益虫として扱われています。
多くの脚を持つグロテスクな虫で、しばしば室内に侵入して人を驚かせますが、咬んだり刺したりすることはありません。
人を刺すムカデとよく似ているため警戒されがちですが、ゲジゲジには人に影響を及ぼす毒もありません。 素手で触るなどすれば噛まれることもありますが、積極的に人を襲うことはないとされています。
土の上に産卵するため、家の中で繁殖することはありません。
主に夜行性であり、落ち葉、石の下、土の中、植木鉢の下など、エサとなる虫の多い場所に生息します。 「暗く湿気の多い場所に生息する」というよりも、そういった場所にはエサとなる害虫や昆虫が多く集まるので、ゲジゲジも必然的に出現します。
対処法について
ゲジゲジは、ゴキブリのように室内に巣を作るわけではないので、出くわしたときに殺虫剤を使用するのが一番確実です。 ゲジゲジ用の殺虫剤には、殺虫成分が含まれているものと、瞬間冷却で殺すタイプのものの2種類があります。 ペットや小さな子供がいる家庭の場合、殺虫成分が使用されていない「瞬間冷却スプレー」が安心です。
ムカデの仲間であるため、ムカデ用の毒エサが有効です。 毒エサであれば姿を見ずに駆除できるため、不快な思いをしなくて済みます。 もしゲジゲジを発見した場合、素手で直接捕まえないでください。
家に出る原因
ゲジゲジは、人間にとっての害虫であるゴキブリなどを狙って家屋に侵入します。 玄関やサッシ、網戸の隙間、エアコンのダクトなど、だいたい1センチほどあれば隙間を通ることができます。 餌であるゴキブリなどが好む、暖かくジメジメした環境は、ゲジゲジにとっても快適な環境。
人間に害を及ぼすものはほとんどありませんので、ほっておいて大丈夫です。 いわゆる不快害虫というだけのことです。 また、まれにゲジが家屋内に侵入することがありますが、配水管の中や屋根裏などの暗い場所に主に生息し、あまり表に出てきません。 ゲジは脚が非常に長いので、すぐ見分けられます。
噛まれた時の対処法について
噛まれるとうずくような痛み、赤く腫れる、しびれ、かゆみなどがでる。 もし咬まれてしまった場合は42度以上のお湯で洗い流してください。 やけどしない温度にするように気を付けましょう。
効果的なゲジゲジの侵入対策4選
侵入経路をふさぐ
湿気や風通しの悪い場所をなくす
家の外周に侵入防止剤をまく
アロマの香りを利用する