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りんごの効果

一日一個のりんごについて

「1日に1個のりんごは医者を遠ざける」というのは、イギリス・ウェールズ語のことわざ「寝る前にりんごを1個食べると、医者の仕事がなくなる」に由来すると言われ、1866年に初めて登場した言葉です。

糖尿病について

結論からいうとりんごは適正量を守って食べていれば、糖尿病にはなりません。 むしろ果物を日常的に摂取していると糖尿病のリスクが低下することが、多くの研究で明らかになっています。

コロステロールについて

1日1個のリンゴは悪玉コレステロールを下げます。 毎日りんごを食べるとわずか1カ月足らずでLDLコレステロールが激減することが、米オハイオ州立大学の調査で明らかになったそうです! 

血流の改善について

りんごには、脂質の酸化を防ぐことで血流を改善する効果があります。 脂質が酸化すると、体内に悪玉コレステロールが増え、生活習慣病につながる危険性が高まります。 りんごに含まれるりんごポリフェノールは、抗酸化力で脂質の酸化を防ぐため、血流を改善し、動脈硬化などの生活習慣病を予防する効果があるといえます。

がん予防について

リンゴを多く食べている人は、食べていない人に比べて、リスクが58%も減少しました。 また、リンゴの摂取は、肺ガンを含むすべてのガンに対しても17%リスク下げると報告されています

さらに、約1万人の男女を調べた疫学調査から、リンゴの摂取は、脳卒中になるリスクを、男性で41%、女性で39%下げると報告されています。

夜食べるについて

寝る前にりんごを食べるのはおすすめしない

夜にりんごを食べるのはおすすめできません。 食物繊維が豊富に含まれているので、消化に時間がかかり胃腸に負担がかかってしまいます。 「夜のりんごは毒」とも言われており、夜に食べることで本来、ダイエットに向いているはずの栄養素が裏目に出てしまいます。

食べ合わせについて

りんごの食べ合わせの悪いものは?

りんごにはほかの食品のビタミンCを破壊してしまう酵素が含まれています。 そのため、ビタミンCの多いフルーツ(柑橘類、キウイなど)で作るミックスジュースは栄養効果を減らしてしまうという意味で食べ合わせが悪いといえます。

毎日食べるについて

りんごは果物の中でも低カロリー

果物は全般的にカロリーが低く、摂れる栄養素も多いので、なにか1種類でも毎日食べるのがおすすめですが、りんごはダイエット中の間食に食べても安心です。

習慣的にりんご(1/2個程度)を毎日食べるようになると、りんごに多く含まれている水溶性食物繊維のペクチンが消化を促進させ、胃酸のバランスを整えてくれます。 便秘や下痢にりんごがよいといわれるのはこのためです。 またペクチンはアレルギー性疾患の予防に有効だという報告もされています。

摂取量について

1日1個を目安に食べる栄養素がバランスよく含まれるりんごですが、食べ過ぎには注意しましょう。 食物繊維の一種であるペクチンが含まれているため、食べ過ぎると下痢や腹痛の原因になってしまう場合があります。 1日1個(約200g)が目安です。

りんごの皮について

結論:皮は食べられます。

気になる方もいらっしゃると思います。 結論は、皮ごと食べてもOKです。 りんごの皮には、ポリフェノールや食物繊維が含まれています。 皮ごと食べると、りんご本来の栄養価を積極的に摂取できます。

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