スキマバイトの活用調査 サービス連合
ご覧いただきありがとうございます。
労働組合に生息する蛸です。
労働新聞(労働新聞社のほう)のHPから。
サービス・ツーリズム産業労働組合連合会の略称はサービス連合。
帝国ホテルやJTBといった、ホテル・旅館や旅行会社など約200の労働組合が
加盟しています。
新型コロナの影響で宿泊・旅行関係は大打撃。
従業員の離職が深刻な業界となりました。
需要回復後も人手が戻らないことから、組合員の退職理由や人手不足対策をたずねています。
確かに、労働組合基礎調査でサービス連合の組合員数をみると
令和元年 48,000人
令和2年 47,000人
令和3年 43,000人
令和4年 41,000人
令和5年 39,000人
と、5類移行後の組合員数は2割近い組合員減少となっています。
5類移行による反動やインバウンドに対し、流出した人手をどうにかすべく
スキマバイトを募集するのも自然な動きといえるでしょう。
スキマバイトの是非についてサービス連合は「『人材育成ができる人材』を別に育てていく必要がある」としたうえで、
活用についてはどちらともいえない、との姿勢をみせています。
スキマバイトはリクルートも参入を表明するなど急拡大をみせていますが、
一部ではトラブルも起きており、仕組み自体への批判もあるとのこと。
ウーバーやアマゾンのようなトラブルに発展する可能性もありそうです。