【美容師の経費】これは経費で落ちません!
【個人事業主】として美容室をやっていると
「あれっ?これって経費にできるの?」
と領収書を見ながら考えるシーンもあるはず!?
結局、経費ってどこまで計上していいのか?
迷うパターンもお話をしていきたいと思います。
ぜひ最後までお読みください。
そもそも経費ってなあに?
経費とは、
業務を遂行するためにかかった費用
のことです(*'ω'*)
例えば個人事業主であるオーナーが
営業活動の時やセミナー会場までの
移動にかかった交通費
これは経費として扱われます(#^^#)
他にも消耗品の購入や交際費なども
営業に必要であれば経費として
認められます。
このように個人事業主にとって
経費を正しく計上して節税すること
は絶対に必要なことなのです。
「100円だからいいか~」
と考えずに仕事に必要な経費は
正しく計上していきましょう。
経費が増えれば納税額は下がる
基本的に事業による利益が増えるほど
納めるべき税金も高くなります。
しかし経費を計上すれば
その分利益を少なくすることができ
節税することが可能になります( `ー´)ノ
かと言って経費に出来ないものまで
計上してしまうと税務調査が入った時に
面倒な修正申告やその期間の利子を含めた
高い追徴課税を払わなければなりません。
ではどこまで経費にできるの?
一般的にみて 使用用途を説明した際
確実に売り上げを上げるために必要だ!
と納得してもらえれば
経費として認められます。
経費は受け取り方によっては
どちらとも取れそうなグレーゾーン?も多いので
なんとなく計上するのではなく
しっかり説明できることがポイント
になります( `ー´)ノ
これは経費で落ちません!
「これって経費になるのかな?」
疑問に思った時に
逆に経費にならないものを知ることで
理解していきましょう(^_-)-☆
*プライベートの支出
事業に関係ない飲食代
は経費に出来ません。
それ以外にも
私生活に必要な日用品
友人との飲み会費
趣味用具の購入代金
仕事で切る洋服代・靴代
これらは売上に貢献している
と言いにくいので
経費として認められません。
美容師の洋服はプライベートでも
着る事ができるので
これがないと売上に繋がらない
と言い切れないと
経費にすることは難しそうです(@_@;)
どうしても経費にしたい場合は
制服として全員に支給すれば
仕事着として認められ経費にできます。
*健康診断費
体調が悪くても事業を休むことができないし
仕事ができないと売り上げ減少するから
健康診断費は経費でしょ?
と思いがちですがこれは経費で落ちません。
個人事業主には福利厚生という
考え方がないため経費にすることができません。
*所得税・住民税
所得税や住民税は
さすがに経費にできるでしょ?
と思いがちですが
事業と関係なく支払わなければならないもの
なので経費で落ちません。
売上 ー 経費 = 利益
税金は、この利益に対してかかってくるので
売上に必要な経費とは認められません。
*家族・親族への支払い
生計を一にする家族や親族への
支払いは経費に出来ません。
ただし
青色事業専従者給与の手続きを
税務署に届け出すれば
家族への給与は経費にすることができます。
*借入金の元金・住宅ローンの元金
カネオは昔、先輩から店を出すときに
「借入金は経費になるからしておいたほうがいい」
と教えてもらいましたが違いました。
借入金の返済は金融機関に
そのまま返済するものなので
経費になりません。
でも返済時に支払う利息は
借りたお金ではないため
経費になります。
*敷金・保証金
保証金や敷金は
貸主が万が一家賃が払えないときのために
支払うものです。
賃貸期間が終了する際に
返済されるものなので
税務上は経費にすることができません。
*交通違反等の罰金・反則金
事業にかかわる運転中に違反した場合
罰金や反則金でも
売上を生み出すとは言い難いので
経費にすることは出来ません。
もし罰金や反則金が経費に認められると
罰金を払えば払うほど
税金が下がることになるので
政策上望ましくありません。
まとめ
個人事業主の美容師の場合、
【事業にかかわるもの】は経費に出来ます。
【個人が使用するもの】や【家庭用のもの】は
経費に出来ません。
経費に関する正しい知識を身につけて
きちんと節税していきましょう
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