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落語「他行」を英訳する3つのポイント

こんにちは!
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日本語ならではの天才センスと思考力で
あなたの英語ストレスを喜びと幸せにかえる
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エキスパート通訳トレーナー、
冠木友紀子です。

最近、通訳トレーニングの一部だった
バイリンガル落語の威力に
大注目しております。


7月14の藤沢での落語会では
とても短い落語「他行」を私めが
(現代日本語では「出張」の意味)
日本語と英語の両方で
披露しました。


4月の日本語デビュー画像は
こちらです。
https://youtu.be/eoLzkP3Nzbc?si=7B4uXIRvIHtS9pru

さて、英訳にチャレンジは3つ。

「他行」をどう訳すか。

これはbusiness tripでは
3歳児でも分かってしまいます。


そこで、ラテン語の語源も
「他行」にぴったりな
on excursion にしました。

exは「外、他」
curse は「走る、行く」の意味です。


2つめのチャレンジは
与太郎のセリフ
「おとっつあんはなくなりました」


父が書いた紙メモがなくなった、
と言っているつもりですが…

「おじさん」には
おとっつあんが死んだように
聞こえます。


3つめのチャレンジ、
その後の「何でなくなった」
「かぜでなくなった。」
には風と風邪がかかっています。


さて、どう英訳しましょ?



もしかたしたら、みなさん
もう名案が思い浮かんでいるのでは…?



私は、「なくなった」は
GONEを使いました。


そして、3つめ
「かぜでなくなった」は
日本で大人気のあの映画
「風と共に去りぬ」を
借りました。


与太郎が
「かぜでなくなりました」
He's gone with the wind.

と言った後、もとの噺では
おじさんは
「質の悪い風邪が流行っているんだ…」
と言います。

そこは
「like Scarlet O’Hara?」
としました。


お客さんの中に
洋画に詳しい方たちが
いらしたのも大きな理由です。


そう、お客さんの顔ぶれによって
Gone with the Windの
原点であるSinaraを登場させる…
など、あんばいします。


さてさて、お子さんの夏休みの
宿題が気がかりなお父さん、お母さんに
お知らせです。


四半世紀前の
もと教え子さんたちから
中学生になった
お子さんたちの英語の
夏休みの宿題について
SOSが続いています。


そこで、英語に限らず
外国語学習のセオリーと
通訳トレーニングの活かし方を
オンライン動画で
ご紹介しようと思います。

どうぞお楽しみに。


では、よい週末を!

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