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ひとり波乱万丈すぎた2ndインスペクション~この世は捨てたもんじゃない~

「BeautyJapanに出てみませんか?」
そんなお声がけをいただき始まった43歳フリーランスカメラマン奮闘記。
地域大会では、まさかの準グランプリをいただき、日本大会に進んだものの、そこに待っていたのは全く違う世界!存在感の塊みたいな人がゴロゴロいる中で、果たして突き抜ける事ができるのか?!
行きから帰りまで飽きないくらいのハプニング集となった2nd
インスペの様子をご覧ください。


そんな、、まさか、、前編

予約してた高速バスに乗れない!!

今回のスケジュールはちょっとハードで、
まずは25日の夜の高速バスで岐阜に向かい(都内から名古屋に出て名古屋からは電車で岐阜に行く)、
26日を終えたら夜の高速バスで翌朝都内に出て四街道に向かい、
27日午前中は学校撮影の仕事をし、
午後は新幹線で岐阜に帰るというスケジュールを組んでいました。

高速バスは社会人になってから結構利用していたので、いつものように家で風呂を済ませ、スッキリした状態で最寄り駅から都内に向かっていた。

すると突然、車内アナウンスが流れ、
「ただいま○○駅~○○駅間内で人身事故が発生したため、電車が停車致します。再開は22:40ごろを予定しております。」との事。

予約していたバスは23:03発。
まだ1時間弱かかるであろう場所でのストップ。
間に合わない・・・確実に・・今までそんな事一切なかったから驚きました。
困った私は乗る予定のバスはキャンセルの電話を入れ、他のバスを必死で探しました。
停車した駅に降り、他の手立てが無いか駅員さんに確認。
余談というか、偶然かも知れませんが、
その時、私は般若の面を持っていたのですが、
状況がどんどん悪くなり、復旧・再開の時間がまた遅くなるとアナウンスされる始末に。こんなこと起きたことがなく、もしやと思い般若の面を思い切って捨てる事にしました。すると、電車はとりあえず2つ先の駅まで動くことになりました!状況の悪化はストップ。直観も大事ですね。
都内だと、東京・新宿が主だけど、まだ思うように電車が来ない。ひとまず便が多い東京に行くことに。しかし、バス乗り場まで歩いて行くも、もう全ての便が終了していました。
諦めたら明日遅刻してしまう。。
最後まで望みを捨ててはいけないと自分を奮い立たせ、イチかバチか24:50秋葉原発のバスに掛けることにした。これが本当に今日の最終便でした。
駅を降りると、まさにお目当てのバスがロータリーを回ってくるではありませんか!急いでバスに向かって、並んだ乗客の後ろに付いた私。順番が回ってきて、事情を説明、空席があるのは電車内で調べて分かっていたけれど、本当に乗せてもらえるか聞いてみました。「名古屋までですか?当日料金5,000です。」と言ってもらえて、スーツケースを預かってもらえました!
乗れた!!!!!!神様ありがとう!!!!!
こうして、なんとか、予定どおり26日の朝に現地入りすることができました。
時間は戻らない。
次は自分が運営側だと思って、何が起きても確実に着けるように手配しようと決めました。

衣裳がこれじゃなかった感。

宿にギリギリ到着できたものの、
正直、衣裳がしっくりと来ていませんでした。
目に留まったビスチェと袴を合わせ・羽織を着る事にしましたが、
試着した時はそこまでじゃないと思ったけれど、
横からヌーブラが見えそうになっていて気が気じゃない状態でした。
目立ってご自身に合う衣裳を着てきている人は、本番を想定した衣裳を着てきているようでした。
ああ、失敗したーーと思ったが時既に遅し。
羽織を迷って2つ用意しており、黒の鶴柄を着ていたら、
宮崎エリアのたまさんこと上宮田さんとかぶっていたので、もう一つの花柄紫に変更した。これは二つ持ってきていて良かった!!
Fashon賞欲しかったけど、集中できてなかったな。

痛恨のミス。忘れ物をしてしまった。


翌日、出汁の実演講義の時、再びピンチは訪れました。
”エプロン忘れた。。。”
そう、お恥ずかしいことに、講義で使うものを一式忘れていました。
持っていこうと思っていたものを忘れるなんて。。。
GMが”忘れ物はないですか?”とアナウンスしてくれていたにも関わらず、、
申し訳なさと恥ずかしさで穴があったら入りたい心境でした。
それを見た山口エリア:打田さんが器を、岐阜エリア:せっちゃんがお箸をそれぞれ貸してくれました。お二人ともありがとうございます!!
お陰様で美味しくいただく事ができました。

覚悟の程を問われる。

新保さんのお話で、覚悟を早く決めてください。というお話がありました。
そして、覚悟が決まっていなかったんだと思い知らされました。
どこか後ろ向きだったから、結果がついて来ない。それはそうですよね。
あとたった41日しかないBeautyJananで何をつかむのか?
必死にならずに持ち帰れるものなんて何もないという事。
自分から取にいかないと取れません!
やっと日本大会というものが見えてきました。

即興の会社:Omoi グループワークでの優勝

2025年からBJ瀬戸内を立ち上げる柏木様のグループワークで、グループごとにそれぞれ会社を作り、役割を決めて製品を”pion"様で販売するという想定のワークを行いました。
・誰がどんな役割をするか
・どこを重視するか
・何をどのように売るか
私たちFグループは考え、それぞれが得意を活かすことになりました。
私は秘書として社長のサポートをする役目。
pion様がどんな会社で、どんな想いを持って会社を運営なさっているのか調べました。そして、あまり聞き馴染みはないであろう商品ですが、同じグループの中日本エリア代表:田村ゆきさんが扱う、とても魅力的な”磁器に絵付けなどをしてオリジナル磁器製品が作れるポーセラーツ商品”の販売を提案しました。
みんなアイデアがどんどん出て、飾っての販売商品・フロントで体験からのポーセラーツ月額教室・生徒様たちの作品展示会までの企画に発展。
それを素早く柏木様に送る広報担当の東京エリア代表:奈良さん。

最後は”社長”の宮崎エリア代表:赤丸さんがしっかりまとめて発表してくれて、優勝する事が出来ました!!

みんなでハイタッチ!!!

pionの社長様からの嬉しい景品もいただけて、大満足のワークでした!

選ばれた理由は秘密でしたが、
私の感じるところでは、
うまくメンバーそれぞれの得意を活かせた事・pion様で販売するのに合いそうな商品だったこと・pion様の想いを大切にした背景を見た事・ひとつのきっかけから展開できた事 などが挙げられるのではないかと思いました。

そんな、、まさか、、後編

スマホをバスに置き忘れるも、優しい人に救われる。

26日夜、名古屋発の夜行便に乗り27日朝に東京に到着しました。
荷台に乗せたカメラを忘れないようにと思って注意していたが、降りて化粧室で準備していたら、スマホを忘れた事に気が付きました。
慌ててバス乗り場に戻るも、バスはいないし、交通整理の方が「特に連絡は来ていないから、バス会社とお客様とのやりとりになります。ただし問い合わせ時間は10時からです。」と教えてくれました。電話番号は分からなかったもののバスの会社名をメモし、ひとまず撮影に向かう事にしました。

撮影は2名体制で行われたので、もう一人の女性カメラマンの方とお話をしていました。すると、バス会社の連絡先を調べてくれて、スマホを貸してくれました

警察で電話番号を聞き、公衆電話で電話しようと思っていたので、本当にありがたい事でした。お礼の申し出をするも遠慮なさる彼女。美しいと思いました。
スマホは、無事バス会社の方が管理してくださっており、明日、家に送ってくださることになりました。

ギリギリからの学び

間に合ったロープレと間に合わなかった集合写真撮影。
新幹線で白い衣裳に着替え、名古屋まで戻り、岐阜のホテルグランヴェール岐山様に戻った私。
戻った時はロープレの最後から3番目の方の発表中でした。
稲岡さんからは厳しいフィードバックとお褒めの言葉と両方あり、しっかり受け止めるグランドファイナリストのお姿がありました。

動画についても触れており、ここで発表できたらフィードバックをもらえたのにという想いはありながらも、仕事のために抜けたことに後悔はありませんでした。
仕事は園の運動会練習の様子などを撮影しました。
先生たちは、決して褒めるばかりではありません。
「今のは何点でしたか?」とこどもたちに問いかけ、こどもたちに積極性を呼びかけます。
そんな様子を見て、大人でもきちんとできない事があるけれど、敢えて厳しい事も伝えたり自分たちで考えさせるのは、こどもたちに立派になって欲しいという先生たちの愛だなと思いました。
今、私が置かれている状況と似ているなとも思いました。

いかに積極的に生きられるか

きっとそれが人生の鍵になると思いました。

ぶら下がりでの学び

前日、まだぶら下がりに行けていないことに焦りを覚え、都地GMに直談判しました。
どうしても2nd中に行きたい。
そんな想いを汲んでいただき、「確実にという約束はできないけれど、明日入れてみますね!」というお応えをいただきました。

全ての講義が終わり、
スマホが無い私はひっとみーこと同じ茨城エリアの岡部ひとみさんにスマホをお借りし、都地GMに連絡。
ひっとみーと一緒にいかがですか?というお応えをいただき、
指定の場所へ向かいました。

都地さんは多忙のため、1件目のラストオーダー位の時間にいらっしゃいましたが、1件目ではお話を伺う事が出来ず、2件目に同行させていただきました。

もっとやりたい事の発信をしなさいと発破をかけていただき、
自信を持って発信したいと思いました。

やっぱり将来を担うこどもたちに
カッコいい姿を見せたい
そして、どうしたらなれるのか教えたい。
だから現在地を駄目な部分も良い部分も含めて受け入れて
新たな自分になっていく。

まだまだ挑戦!
最後まであきらめない気持ちがあれば、何かを掴める!!
取りに行く!!!

余談ですが、
帰りの電車待ちのホームでブーツの太いヒールがボキっと折れました。
今回はたくさん厄払いできたな~(´-ω-`)
ここから学んでもう上がるしかないですね。




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