まさこん
仕事のやり方や心構え、また、仕事にまつわる話題について考えてみます
若い人が多い職場だからか、聞こえてくる電話応対での敬語の使い方が私の感覚とかなり違っていて??????の毎日。 中でも最も気になるのが、他の人がとって自分に回ってきた電話に出るとき。 「お電話代わらせていただきました」 初めてこれを聞いたのは今の職場に入った頃だから7年ほど前のことでした。 普段から世間での「〜させていただく」の乱用に呆れていましたが、これにはゾッとしました。 今の職場が変なのかと思っていましたが、先日、外部との電話でも相手がこれを使っていたので、世
社会人になりたてのころに言われたことがあります。 「隣は赤ん坊だと思いなさい」 この言葉をおっしゃった方の、そのときの意味は、生産工場での作業ミスが起こらないように、赤ん坊でも分かるように指示をしなさい、という意味でした。 例えば、どのネジをどこに留めるのかを間違えないように、ネジとそのネジを留めるべき場所に同じ色をつけておく、というように。 しかし、これは生産現場にとどまることではありません。 報告、説明、指示、などなど、誰もが誤解なく理解できるように心がけることが必
例えば… 同僚Bさんのミスに気づいたAさん。 すぐに上司に報告。 上司はBさんを呼んで大目玉。 なんのことやら分からないBさん。 そのときにやっていた業務を止めて、大急ぎで調べて、自分のミスに気づき、対策を考えて改めて上司に報告。 どう思いますか? 同僚のミスを発見し、上司に報告したAさんは「よく気づいた」と褒められ、ミスをしたBさんが怒られるのは当然。 でしょうか? もし、Bさんのミスに気づいたAさんが、上司に報告する前にBさんにそれを伝え、その上で上司に報告して
新しいことやこれまでと違うことをやろうとしたとき、あるいは他の人がそうしようとしたときに、こう言われたり、言ってしまうことはないでしょうか。 「前例がない」 「やったことがない」 「これまでずっとこうやってきている」 しかし、「だからやらない」のではなく、「だからこそやるべき」こともあるのではないでしょうか? 「今までずっとやってきた」ことも、かつては「初めて」だったわけです。 まして、変化が激しいこの時代。 あらゆることが時々刻々と変化しています。 長年続いてきている
「前に言ったように云々」 「前に言いましたが云々」 「以前お話ししましたが云々」 話の冒頭に枕詞のようにこう言う人がいます。 何故でしょう? その言葉の裏には、 「前に話したのにあなたは忘れている」 「前に言っておいたのにやってない」 と、相手を非難する気持ちがあるのではないでしょうか? あるいは、そうではなく、確認の意味でそう言う場合もあるかもしれません。 しかし、もし、自分がこう言われたらどういう気持ちになるでしょう? 「あぁ、確かに言われたことがあるかもしれない」
働いている人はすべて「商品」を「売って」います。 そして、その「商品」を「お客様」に「買って」いただくためには、その「商品」を知りつくし、好きにならなくてはなりません。 営業職はもちろん、事務職でも。 営業職が自分の商品のことを知っていなくてはならないのは当然のことです。 製品を売るのであれば、その仕様、使い方、値段、故障したときなどの対応、などなど。 サービスであれば、サービスの内容はもちろん、それに付随する注意事項など。 さらに、その商品の弱点やお客様に我慢していた
上司や職場や会社への不満。 持っている人は多いのではないでしょうか? そして、 「こんな上司の下じゃ、やってらんない」 「こんな職場だから、一生懸命やる気になれない」 「こんな会社じゃなかったら、もっと自分の力を発揮できるのに」 と思うこともあるでしょう。 だから、頑張らない。 だから、適当にやってる。 では、いつになったら「こんな上司」「こんな職場」「こんな会社」じゃなくなるのでしょう? おそらく、いつまで待ってもそうはならないでしょう。 あなたが管理職になったら、
最近は「ペーパーレス」を進めている職場が多いことと思います。 書類を、 作成したら印刷せずにPDFにしてサーバーに保管する。 郵便ではなく、PDFをメールで送る。 郵便やファックスなどで受け取った紙の書類をPDF化してサーバーに保管する。 などなど。 この「サーバーに保管する」ときに注意しないと、後から書類を探すのに苦労することがあります。 サーバーに保管するときのフォルダの作り方について「こうしたら」と思うことをいくつか。 「後から書類を探すときに何をもとにするのかを
上司はこっちが使われるだけ、と思ったら大間違い。 こっちも使わなくっちゃ。 ただし、「難しい交渉は上司に任せちゃおう」「上司に決めてもらおう」という意味ではありません。 実際に私がおこなった具体的な事例を挙げましょう。 大きな、かつ、難しい商談で「あとは価格で折り合いがつけば決まる」という段階までこぎつけたとき。 最初に提示する100という価格に対して、私に与えられていた余裕幅は20、つまり、80までなら私の裁量で譲って良いとされていました。 相手のお客様との交渉を続け
仕事を進めていて、こんなことで困ることはありませんか? ・いつも行き当たりばったりで、バタバタしている ・予定がコロコロ変わるので、全体が混乱する ・一つの計画を複数で手分けしたいが、どう分担したらいいのか分からない ・お互いが何をしているかお互いに分からない ・新人にも仕事をさせたいが、何を任せたらいいのか分からない こういうことを減らすために、「日程表」を作ってはどうでしょう? 具体的な例で考えてみましょう。 「10月31日に新製品を発売する」という計画があるとします。
「言った言わない」で揉めること、ありがちですね。 この議論に費やす時間のなんと無駄なことか。 少しでもこういうことを減らすためにはどうしたらいいでしょう。 なんと言っても「記録に残すこと」ですね。 契約書を結べればそれに越したことはありませんが、そこまで大袈裟にはしたくない。 その場合、「議事録」という方法が考えられます。 「議事録」は忘れないうちに、できるだけ早く作って双方が確認し合うことが必要です。 時間が経つと、双方の理解や記憶が食い違って、そこでもまた不毛のやり取