#clownshoes
今回は靴。「clownshoes」について取りあげます。身だしなみって大切。で、クラウンの身だしなみってなんでしょう?。上からハットやキャップ、リボンなどの装飾品。ウィッグ。メイクアップ。鼻。コスチューム。靴。などなど。利用していない方も居ますが、一般的にはこんなもんかな。ちなみにですがCCJ卒業生というかリングリング関係のクラウンは指輪などのアクセサリーは付けません。ナゼでしょう。ナゼでもです。
#clownshoes
やはりクラウンと言ったら、派手なコスチュームと赤い鼻。それと機能的ではない大きな靴。なんか意味なくデカい。異常なほど小さい。有り得ない形のナニカ。見ているだけで楽しい雰囲気になるというのもクラウンの役割のひとつかもしれません。
インターネットが一般的でない時代。カタログを取り寄せるところからスタート。さらに英語が読める人を探す。日本に届けてくれるのか確認する。クレジットカードがない人は家族か頼める人を探す。その前にお財布と相談。とやることだらけ。さらにデザインを自分でしないといけない。基本の型はあるので、色を指定すればいいんだけど。でも、ねぇ?!せっかくオリジナルの衣装なのに靴はそのままなのも・・・ねぇ?!
こんな感じである程度の型があります。【Hi-Top】や【Mary Jane】と言われれば大体判ります。特に男性用、女性用と分かれてはいませんが【Mary Jane】は女性用というより女性向。サイズもセミオーダーでもベースの大きさが小さいです。足の小さな子供や男性なら履けるかな?!という感じ。【Ball Toe】はつま先が丸いので見栄えはしますがでかくて、移動時のトランクで場所を取り、非常に邪魔・・イヤイヤそんなことナイです。ナイナイ。
採寸も自分でやります。本格的なオーダーメイド。なにせ大きい。そして重い。なのでしっかりとフィットしていないと、とても疲れます。これを履いてジャグリングをしたり、走りまわるんですから。このクラスになるとお値段もそこそこしますが、革靴のオリジナルオーダーメイドとしては安いと思います。当時で$350~だったかな。
クラウンシューズを見てみよう。
それでは実際のクラウンシューズを見てみましょう。30年前のものですが、本革なのでメンテナンスさえすればまだまだ現役。こうやって並べると二つの靴の間に星が出来ます。知らなかった。
靴の中。当然ですが足が入るところは普通です。意外と傷んでいません。かなり履いていますが、しっかりと固定されているので擦れなどはありません。靴に慣れるために一日中クラウンシューズを履いて過ごしたこともあります。
よく見たら水色の帯の部分ずれてる(笑)。太さも違う。これもオーダーメイドの証?この辺はおおらかでいいなってことで。
靴底はすり減ってしまうので、靴屋さんでゴム底を貼ってもらいます。これを頼みに行くのが恥ずかしい。まず驚かれる。次に笑われる。値段がわからない。意外と安かったり高かったり。言い値みたいなものなので。
かかとはこんな感じで無くなっていきます。これも靴屋さんで代えてくれるのかな。笑われるので持って行きづらい。
実はこの靴、星条旗をモチーフにしているのですがちょっとヘンなのです。星条旗は青の下地に白い星。そこに赤いラインなのですが、この靴は逆です。赤い下地に白い星。そこに青いライン。つまりオリジナルです。
衣装で使われている主な色は赤・青・白です。靴も合わせました。無彩色であれば何にでも合うと思いますが、色相を合わせて三色くらいで納めるのがいいと思います。
このつま先の丸い部分、いったい何が入っているのでしょう。触るとクッション性があります。この中にはスポンジや綿などは入っていません。聞くところによると馬の毛が入っているようです。たまに縫い目から毛が出てくることがあります。革の中なので呼吸させるために馬の毛が入っているのだとか。ホントかな???
最近購入したクラウンシューズ。いわゆるビニール製で水にも強い。発色がいい。軽い。そして安い。おそらく日本円で6,7千円。ただしこのタイプ、先端部分は空洞。つまり固定されている部分は足の甲のみで安定しづらい。つまさきはプカプカです。
と、クラウンシューズについて書きましたが、日本国内だと建築関係の安全靴やゴスロリ系のおでこ靴などがクラウンシューズに近いかな。ですが意外と手に入れやすい状況になってます。【clownshoes】で画像検索すればこんなに出てきます。国内でも代理購入などで取り扱う方や店舗がありますが、ぜひ自分の好きな靴。自分のオリジナルシューズを手に入れてください。そしてそれを履いて出かけてくださ~い♪。
クラウンマガジン編集部 まるせい
一瞬で記事が消える夢を見た。いや夢じゃなかった。夢の方がよかった。