その12 挑戦しない自分との訣別願望について

Facebookから転載です。

新しいことに挑戦しよう。
年始に平田治先生からいただいたメッセージです。

このメッセージが無ければ、私が東海メールクワイア―という男声合唱団のワンステージメンバーに応募して、ステージに立つという経験をすることはありませんでした。
私は心の弱い人間で、カッコつけのくせにすぐに楽な方へと流れていきます。そのくせ、勇気をもって挑戦できる人に対するあこがれを捨てることもできないのです。
そんな私でも、頂いた言葉を、想いを、忘れずにもっていることくらいはできました。挑戦できた自分は、心地よかったです。

今日、また一つ新しいことに挑戦しました。
私はこれまで、自分で何らかの学習会を企画するという経験から逃げ続けてきました。誰かが作ってくれた場に参加する、学力研が主催する場で講師をするといった経験はありました。でもそれだけでした。チャンスはあったはずなのですが、逃げました。教員歴15年、大して成長できずにここまで来てしまったのは、元々の頭の良し悪しだとか、勉強の質と量とかも大きく関係していると思いますが、この「逃げ癖」も大きな要因なのです。
(職場で小さな自主研を続けていますが、それも主宰しているといえるほどのものでもありません…こっちも頑張らねば)
そこで、意を決して、平田治先生のオンラインゼミで知り合った北海道の高橋拓也先生に声を掛け、髙橋先生の実践の報告と、堀井の『たずねびと』の教材解釈について、平田先生にご指導いただく会を計画しました。初めてZoomの有料ライセンス契約もしました。すると、平田ゼミつながりの宇野弘恵先生と安部先生が参加してくださいました。本当にありがたかったです。
たくさんの有難いご指導をいただきました…いや、ちょっとこれは、授業までに相当がんばらねばならないぞ、ということが分かりました(笑) けれどそれが、なんだかすごくうれしいのです。
参加してくださった先生方からも、平田先生からも、「とても良かった」「勉強になった」と言っていただき、涙が出ました。
ありがとうございました。また必ずやります。計画します。

挑戦しなかった自分より、挑戦した自分の方が、好きなんです。
それなのに、やっぱり怖いし、初めてのことって見通しが立たないから面倒くさいし、失敗しないか不安だし…逃げてしまいます。
もうそういうのはやめにしたい。中途半端なまま年を取っていくのだけは避けたい。これが恐らく私の本音だと思います。

さぁ、今年も3分の2が終わりました。
あといくつ、新しいことに挑戦しますかね…。

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