見出し画像

灼熱のラーメンクラス

 若い時はけっこう好きだった豚骨ラーメンは、今は重すぎて食べれない。
自分が食べないので、食べないものは作らない。自分のラーメンクラスは鶏肉のラーメンにした。
鶏ガラと煮干しのスープに味噌。鶏挽き肉のトッピング。
私のラーメンクラスの名前は「Ramen class from scratch class」つまりイチから作るラーメン。なので当然麺も作る。
 
 海外では6月から8月の下旬まで学校の夏休みが始まるところが多い。なので、6月、7月、8月上旬までは子供連れのファミリーの参加が多い。
今年は7月からすでに尋常じゃない暑さになっていったが、それでもどんどん「Ramen class from scratch class」の申し込みが入ってくる。

 キッチンと続いているダイニングルームのエアコンが壊れてるんじゃないかとしばしばエアコンをチェックするようになった。
エアコンの設定温度は16℃。
クラスの最中、なるべく火を使わないように、スープやトッピングの味玉も前もって用意しておくようにした。扇風機を2個とシーリングファンもフル活用。
うーん、それでも暑い!!暑すぎる。顔から汗がダラダラ流れて来るので(もちろんちゃんと拭いてるけど)これは衛生的にも問題かも…
 そして、ついにイスラエル人の男性のお客さんが、家に来るなりダイニングのエアコンを指差し、目をひん剥いてすごい勢いで言ってきた…「これちゃんと動いてるのか?ええ?」直接文句を言って来なくても、他のお客さんもみんななんだかグッタリしている。
やばい!新たな対策を考えないと夏にお客さんが来なくなってしまう!!私は猛烈な危機感に駆られた。                    (次回に続く)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?