『アランドロン』さん逝去!
フランスの俳優で世界的な『アランドロン』さんが88歳で逝去されたという。このところ『療養中』と言う報道もあったので『やはりか』と言う印象だった。
先日歌手『園まりさん』の訃報の折に少し触れたが私はアランドロンさんの映画で一番印象深かったのはもけランジェロ・アントニオーニ監督の『太陽はひとりぼっち』と言うイタリア映画だった。無論代表作品のルネ・クレマン監督の『太陽がいっぱい』もジャン・ギャバンと共演した『地下室のメロディ』も『サムライ』もみている。
しみじみと改めて思うのは人の命に永遠なし。儚さだ。
『永遠の美男子』もまた『老いと病い』には勝てない。
『パリオリンピック』を終え日本で言えば『米寿』で迎えた『人生』。
その胸中は知るよしもないがひたすらご冥福祈るばかりだ。
映画やテレビコマーシャルでしか知らぬドロンさんだがデビューされた昭和60年前後からやはり60年と言う歳月は厳粛でもある。
『映画』とりわけ『洋画』が輝いでいた良き時代の『スター』であった。