『泣き節哲様』!
朝刊で哲学者『山折哲雄』先生のインタビュー記事を読んだ。
京都在住。91歳。
重い『肺炎』を患ったそうだが快癒、元気を回復されたという。
何よりそしてお見事!
一度だけ何かの会の司会の時先生を紹介させていただいたことがある。
先生は梅原猛先生の『ピンチヒッター』であった。
梅原先生が体調を崩され急遽友人の山折先生にバトンを託されたらしい。
先生は例えば『美空ひばりさん』を語ったりもしている。日本の大衆芸能にも関心をお持ちの方だ。
著書も何作か拝読したが私の勝手な印象は先生の語り口は『演歌』でいうところの『泣き節』。何を語られても『泣いて』おられるように聞こえてくるのだ。例えば『森進一さん』『八代亜紀さん』のような!
だから私は密かに山折先生のことを『泣き節哲様』と読んでいる。
梅雨時期の京都、真夏の京都は体や心にも堪えるかも知れないがどうか先生にはご健勝のうちに乗り切っていただきたく祈るばかりだ。
もはやお目にかかる場面もないのだろうが京都に行ったらお寺のどこかを散策される先生のお姿を探してみようと思う。
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