『同級生』は？

最近まで近所の公園で一休みしている小学校時代の同級生を見かけ声交わしていたがこの半年ほどトント見かけなくなった。
近くなので尋ねれば良いし電話でもかければいいのかも知れないが存外難しい。
なんと言えば良いのか？
最近見かけないがお元気ですか？と言えば良いのか。
用事もないのに何か『探る』ようで躊躇う。
渋谷小学校北分校時代からの同級生。
今や数人しか残っていないのだが。
ならば声かけて集まれば良いのかも知れないがこれもなんだかなあだ。
こうして時間ばかり過ぎていくのだが仕方があるまい。それぞれ我が身で精一杯の日々なのだろうから。
寂しいと言えば寂しいが『寂しい』から集まろうというのも変な話だ。
ともに『８２歳』か『８３歳』。次第に記憶も薄れてくる。
お世話になった『荒井深』という先生の名前は覚えているがすでに７０数年も前のことだ。そういえば教室で初めて歌って褒められたのが『演歌』で忘れもしない荒井先生だった。
今にして思えば先生の『一言』は大きい。その教室で『演歌好き』のお墨付きをもらえたのかも知れない。