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テレビは今も昔も『落差』を好む!

一日のうちかなりの時間をテレビを見ながら過ごしている。
すると『ウクライナ』『コロナ』『物価高』『強盗詐欺事件』などの後突然ガラリと雰囲気を変えて『さあお待ちかねWBC大谷選手』の話題へと急展開。特段当方としてはま待っていたわけではないが待っていたことにされた様で戸惑いを覚えることしばしばだ。時にバカにされた気にもなる。
『大フィーバー』はいわば台風のような自然現象。止めようがない。
人が『熱狂』することは悪いことではない。生きる『エネルギー』でもある。
そしてフィーバーの渦中の人々が『物価高』『ウクライナ』などに全く『無関心の方』というわけでもない。
しかし映像が切り替わった瞬間全てを『超越』してしまった人々に見えてくる。
かつて岸総理大臣が『60年安保』のデモ隊を見ながら一方『後楽園球場』を埋め尽くすプロ野球ファンをさして『国民の全てがデモに参加しているわけではない』と言ったように『WBC』フィーバーの人々を横目で見ながら
為政者は『安心』しているかもしれない。
テレビは殊の外『落差の明暗』を好む。

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